ツバメが渡り鳥として日本を行き来するのは知られていますが、なぜ日本に渡って来るのでしょうか。
日本から渡る先は、東南アジアが多いようですが、ずっとその場所にいれば餌にも困ることもなく寒さもないですからのんびりできますよね。
日本に暑さのほうがまだ我慢ができると思っているのでしょうか。
ここでは、ツバメが日本に渡って来る理由について調べました。
ツバメが日本に渡って来る理由は?
ツバメが日本に渡って来る理由は、子育てに関係しているようですよ。
子育てに適している国はどちらかということのようです。
ツバメが日本に渡って来るのは、だいたい春ごろで、その頃は、ツバメの餌となる虫などもちらほら顔を出す時期です。
南の国ほどではありませんが、日本でも餌となる昆虫たちがたくさん姿を現します。
子育てには十分な餌が豊富にあります。
一方、南の国でもたくさんの虫がいるので食べることについては困ることがないですよね。
ところが、虫もいますが、天敵も南の国は多いということのようです。
天敵が多ければのんびり子育てするというわけにはいきませんよね。
そのために、南国で過ごすツバメの雛の寿命も短くなってしまうということのようです。
もちろん日本にも天敵はいます。ツバメの天敵は、ヘビやイタチやテン。
他にはカラスも天敵になります。
カラスは雛を狙います。
でも、ツバメが日本で巣を作る場所は、家屋が多いですよね。
人間が住む場所の近辺には天敵が少ないことから、その分子育てもしやすく雛の生存率も高くなるという説のようです。
ツバメが軒下やガレージなどに巣を作るのは、人はツバメに優しくそっと見守ってくれて、外敵から保護してくれるということになるのかもしれませんね。
それだけ人の生活にツバメが依存してきたからということになるようですよ。
まとめ
ツバメが日本に「渡って来る」とつい言ってしまいますが、「帰って来る」というのが本来の言い方のようです。一般的には、渡り鳥は繁殖地となっている場所が母国になると解釈されているようです。春になってツバメが渡ってきたら、おかえりなさいというのが本当ということになりますね。ツバメは南の国へ渡って、どんな景色を見てきたのかどんな生活をしてきたのか、聞いてみたいですよね。
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