ツバメが自宅に巣を作ってくれたことはありますか?

ツバメの巣は幸運を呼ぶとわれているので、毎年楽しみに待っている方もいるかも知れませんね。

逆に、玄関の軒下にツバメが巣を作って困った、という話もあります。

いいことばかりではないのが現実です。

ツバメの巣を見つけることはできますが、それはいつごろ作ったのでしょうか?

もしもツバメの巣で困ったことが起きた時、移動させても大丈夫なのでしょうか?

今回はツバメの巣について見ていきましょう!

ツバメ 巣作り 移動

ツバメの巣作りはいつごろ始まる?

ツバメの巣作りは、暖かくなり始める3月末ごろから6月末ごろまでです。

地域によって差がありますが、4月から7月が産卵・子育ての時期ですので、それに合わせて巣作りをします。

ツバメの巣作りには、一から作る場合と既存の巣を利用して作る場合の二通りがあります。

既存の巣を利用すれば2,3日で出来あがりますが、最初から作ると約1カ月もかかることがあります。

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ツバメの巣を移動させても大丈夫?

ツバメは、人間にとって都合の悪い場所に巣を作ってしまうことがあります。

一生懸命ツバメが作った巣を撤去してしまうのは忍びないので、そんな時は、巣を移動させる方法があります。

巣は、移動させたい場所まで一気に動かさず、1~2mずつ移動させて、親ツバメが巣の位置や雛を確認できるようにします。

巣の材質は空き箱でもプラスチックでもかまいませんが、雛がお尻を出して排泄できる約2cmの深さの物にして下さい。

巣を固定するために粘着テープを使用するのもいいのですが、テープが剥がれて巣が落ちたり、剥がれたテープが親ツバメや雛にくっついてしまわないように、十分注意して下さい。

そのほか、カラスに狙われるような場所、猫や蛇が近付けるような場所は、絶対に避けるようにして下さい。

ツバメの巣を移動させることは可能ですが、本来ならば、そっと見守ることが望ましいです。

もしも移動の必要がある場合は、とても難しいので、野鳥に詳しい団体や、野鳥の会などに連絡をし、指導してもらうことも安全策の一つですので、一度相談してみてくださいね。

まとめ

ツバメの巣は一から作れば1ヵ月もかかるのですね。

ツバメの巣作りを見た時は、ツバメにエールを送って下さい!

巣は移動も可能ですが、なるべくなら、そっとしておきたいものです。

どうしても移動させなければいけない時は、専門家の知恵を借りて、慎重に行って下さいね。

大切な命です、みんなで守っていきましょう。

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