ツバメはなぜ渡りをするの?何か意味があるのでしょうか?調べて調べて見ましょう。
何の為に?
子育ての為
ツバメも渡り鳥です。
温かい東南アジアの島々やオーストラリア北部で過ごしたツバメは「子育ての為」に小さな体で遠く離れた日本にやって来ます。春先にフィリピンやオーストラリアを飛び立ち、沖縄などの島々を休み休み飛んできて、鹿児島県に着きます。その後、それぞれ思い思いに北の方へ飛んで行きます。
中には北海道まで行くツバメもいるそうです。
渡り鳥というと集団での飛行だと思いますが、集団ではなく、1羽ずつ飛んでくるそうです。
途中外敵に襲われる可能性もありますので、日本に着けるツバメの数は限られているでしょうね。
1羽ずつ飛ぶ理由はツバメの体の大きさや身体能力の違いがありますので、それぞれ自分に合った目的地を見つける方が生存確率が高くなるなどの様々な理由が考えられます。
帰巣本能
では、何故、何が目印になって、迷子にならずに帰巣出来るのでしょうか?
目印になるのは太陽の位置にして飛ぶ位置を決めているようです。
ツバメの帰巣についての調査によるとツバメには帰巣本能があり、一度南の方へ帰っても次に来る時は、前に見た川や海、海岸、山などの地形を覚えていて元の巣に戻れるそうです。
小さな体に秘められた記憶力、帰巣本能には驚かされます。
まとめ
以上のようにツバメは「子育て」の為に南の方から飛んで来て、また、南の方に帰っていくことが解りました。
特徴は多くの鳥のように団体で飛んでいるのではなく、1羽ごとに飛んでいるのだとも解りましたね。ツバメは小さな鳥ですが、太陽の位置や地形、巣の位置まで覚えているということに驚きと言うよりか感心しました。
小さな体ではるばる日本に来て営巣をする。ツバメの巣を見かけたらその旅路を思い、大切にしてあげなきゃと思わせられました。
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