非常に速いスピードで飛び、いろんな能力に長けているツバメですが、そんなツバメの弱点と言えるのが実は足でした。一見足も強そうに見えるツバメですが、もっと詳しくどう弱いのか、何故弱いのか調べてみました。
同じスズメ目のスズメとの違い
びっくりするような速さで飛び回るツバメ。同じスズメ目のスズメとは全く違うその体系と飛び方で、弱点が無いように見えますが、実はスズメよりも足が弱いのです。スズメは次から次へと電線や木に止まり、時には地面に降りて餌をついばんでいますが、ツバメはそういえばそういった姿はあまり見受けられず、常に飛んでいるイメージがあります。それは歩行が苦手なのでめったに歩かない為です。
ツバメに備わった能力
スズメは餌を地面でついばんだりしますが、ツバメは歩かないのにどのように餌を捕獲しているのでしょうか。それは、ツバメに備わった飛行能力でカバーします。飛んでいる昆虫などを空中で捕獲することが出来るのです。とても俊敏に動けるのでできる事なのです。ちなみに、雛に餌をあげたりする際にもホバリングといって空中で静止状態を保つことが出来、その状態で餌をあげることが出来るのです。足が弱い代わりに飛行能力が抜群に長けているのです。
生かされる飛行能力
飛行能力が長けている理由として、外敵から巣やヒナを守れるといった能力もあります。他の鳥類というのは、外敵よりも身体が小さい種が多いのでどうしても外敵の襲撃に遭うと何も手立てがないのですが、ツバメはとても高い場所からくちばしで敵の上部から攻撃が出来ます。さらにまた上昇し敵の攻撃もかわすことも出来るくらい俊敏です。高い飛行能力があってこその技なのです。さらにツバメは地面を歩かない代わりに超低空飛行が出来ます。雨の前は小さな虫は低い位置を飛ぶので、雨が降る前はツバメが低空飛行すると言われるのはこのためです。
まとめ
ツバメとスズメは同じスズメ目でもそれぞれの生活スタイルなどで能力が全く違うようです。ツバメはその飛行能力を利用して様々な危険や、生活の知恵を生み出しているという事がわかりました。
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