ツバメとイワツバメは似ていますが、どのように違っているのでしょうか。
気になるその点について調べてみましょう。
ツバメの特徴
ツバメは夏鳥とも呼ばれ、初春に日本に飛来してきて子育てをします。
秋頃に越冬の為に南のフィリピンやオーストラリアに戻って行きます。
お腹の色は白で背中は黒く光沢があります。のどと顔は赤い色をしています。
全長は17cm。生息地は南の種子島から北は北海道までにも渡っており、日本で
一番多く種類で、天敵から身を守る為に人家に営巣をします。
人間が近くにいると天敵が近づかない、その上風雨をしのげるのでツバメにとっては最適な子育ての場所なのです。
イワツバメ
夏季に南アフリカ大陸北部やユーラシア大陸で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸やインド北部、東南アジアへ南下して越冬します。中国では一年中見られるようです。
ツバメより少々小柄なツバメで、全長は13~15cmです。尾羽の切り込みも
浅くなっています。ツバメに比べて首の周りと腹囲から腰のあたりが白いです。九州より北の地域の平地や山に生息しています。
日本にいるイワツバメは亜種のイワツバメだそうです
この日本で見られる亜種イワツバメを独立種と見る説もあり、その場合の和名をニシイワツバメと呼ぶようです
資料の写真によるとイワツバメの巣はツバメより巣は大きい椀状で出入り口がほんの少し開いているぐらいです。
体の割には巣が大きいような印象を受けました。
巣の場所は海岸や産地の岩場に営巣をすることから名前が付いたようですが、ツバメと同じく人家にも作ります。
昔は山間部の旅館などに営巣をしていました。
現代は、マンション化が進んでおり、昔ながらの日本家屋は少なくなっていますが、コンクリートなどでも上手く作るようです。
まとめ
以上のようにツバメとイワツバメの違いを見て来ました。首回りと腹囲の色がしろいので見分けが付くでしょう。
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