この先の人生の中で、もしかしたらツバメを保護するということを経験することがあるかもしれません。
もしくは、もうすでに経験している方もおられるでしょう。
ツバメを保護していると目に異常を見せる時があります。
今回はその病気は何なのか、またどのような治療をすれば良いかを調べてみました。
瞬膜
ツバメの目の病気といえば瞬膜が飛び出ていることです。
瞬膜が出ているのは調子が悪い証拠です。
原因は寄生虫や細菌・原虫などの感染による気管支炎などになっていると考えられます。
一番間違いないのは、医者にかかることです。
抗生剤でニューキノロン系とメトロニダゾール、駆虫剤のフェンベンダゾールなどが必要です。
きちんと病院で処方してもらいましょう。
また、できればその検査や便検査が必要です。
ツバメは、野鳥なので鳥獣保護センターに連絡すればケアしてくれると思います。
自宅での治療法
もし、何かの理由で例えば距離や医者側が休診日だったりなど、獣医や鳥獣保護センターでの治療が出来ない場合の自宅での治療法をご紹介します。
まず、目を食塩水で濡らして固まった瞬膜をやわらかくします。
そうすることで、やわらかくなった瞬膜は動くようになります。
角膜(目の表面にある丈夫な膜)を保護し、潤いを保つように目薬をさします。
ちなみに使用する目薬は、ヒアルロン酸入りの目薬です。
これは我々人間の目薬と全く同じものです。
小鳥も人間も目の構造はまったく同じなので、ヒトと同じ目薬で良いそうです。
まず、覆うようにツバメを捕まえておき直接目に点眼します。
そして目からあふれた目薬は綿棒で取り除きます。
これを毎日繰り返すと日に日に良くなり完治していくでしょう。
まとめ
ツバメを保護することなんて本当にあるのだろうか?ということを思いますが、実際そんな事態になるとこの目の病気と治療法を発揮してください。
この病気は人間にも感染する可能性があるので早急な処置が必要です。
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