ツバメのヒナは巣から落下することがあるようです。
その原因は何でしょうか?
調べてみましょう。
飛び出して落下
ヒナの数に対して巣が小さい場合、餌の取り合いで誤って巣から落下するようです。
親は平等に餌を分け与えるのですがヒナは待てません。
大きく口を開けて待っています。
待っていても親から餌を貰えない事もあります。
勢いあまって巣から飛び出してしまうようです。
他の理由として考えられるのは天敵がヒナを襲って連れて行く最中に落としてしまうことです。
ツバメは天敵が来れない場所、人通りがある場所に巣を作るのですがカラスのように大きな鳥が入れなくても小さいスズメなら十分入れます。
スズメはツバメの巣を横取りしようとするのでヒナを襲って外に出して落としてしまう事も考えられます。
巣立ちしたてのヒナであれば飛行の練習中に失敗して落ちてしまうことも
あります。それならば、近くにいる親が助けに来る可能性がありますので、しばらく様子を見て親が来ないのであれば巣に戻してあげましょう。
オス親が入れ替わって前のヒナを殺すために落とすこともあるようです。
ダニが巣の中で繁殖するのを防ぐ為に様子のおかしいヒナや病気のヒナ、死んでしまったヒナを外に落とします。
まとめ
ツバメの巣があって中にヒナがいると、可愛くて飛び立つ日を待ってしまうのが人情です。
しかし、自然の摂理は厳しく、自分の餌にしか見えないものもいます。
その天敵から自分を守り子ども達を独り立ちさせるのはツバメにとっては大変厳しいようです。
落ちていたら静かにその場を離れるのも良いのですが出来るだけ巣に戻してあげましょう。
自然では捕食される運命ですし、放ってほいても死んでしまうでしょう。
どうせ死ぬんだったらちょっとでも慈しみの心を持ちたいものです。
本能だけで生きている動物では無く人間には良心があります。
どうしても見捨てることは出来ないような気がします。
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