年々、ツバメが減少していることをご存知でしょうか?
40年前の半分以下になっていると言われています。
今回は、なぜツバメが減少しているのかを調べました。
ツバメが住みにくい日本
昔から、ツバメが巣を作った家には幸せがやってくると言われていました。
ですが、近年、巣を作れるほどの軒下がある家が少なかったり、防汚加工とよばれる、泥などつかなくするためのツルツルとした壁が増えてきています。そのため、土がくっつかず、巣を作りにくくなっているのです。
また、やっと巣を作っても糞が汚く、巣を落としてしまう人が増えています。
巣の中には卵や雛がいるので、落ちてしまうと命の危険にさらされるのです。
空き家が増えているのも一つの原因と言われています。人の出入りがないとカラスや蛇に襲われやすく、せっかくの卵を奪われたり食べられたりしてしまいます。
カラスだけではありません。糞対策として巣の下に取り付けられている木の板などに猫が足をかけジャンプして、卵をや巣を襲うことがあるのです。
卵が襲われるということは、新しい雛が孵らないということです。減少していく最大の要因ともいえるでしょう。
では、どうしたらいいのでしょうか?
ツバメは田畑などの害虫を食べてくれる益鳥と呼ばれています。そんなツバメが減少したら田畑はどんどん荒らされ、人間が困ることになるのです。
ではどうしたら良いのでしょうか?
カラスは下から巣を蹴飛ばしたりつついたりして壊します。なので、ネットを張りましょう。ツバメの親は天井と巣の間にわずかな隙間が空いていれば入ることができます。
糞対策の木の板は、下に段ボールを置き、その中に新聞紙やペットシーツを敷けばこまめに取り換えるだけで見た目も奇麗です。
まとめ
家の造りが変わってきている
カラスや蛇、猫など、外敵が卵や雛を襲う
40年前に比べ半分以下にまで減少している
巣を守るために対策をしてあげましょう
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