春になって日本にツバメが渡ってきて、巣作りをして卵を温めて雛をかえしますよね。
その時、下に落ちてしまった雛を保護した方に是非読んでいただきたいです。
ツバメの飼育の仕方
ツバメは体温が40度あります。なので、人間の手の平にのせただけでも体を冷やして衰弱してしまう恐れがあります。
保護されたツバメが命を落とす理由で一番多いのが、温度なのです。
室温は最低でも26度以下にならないように気を付けましょう。
雛の場合、30度以下にならないようにしてください。
ペットボトルに熱湯を入れたものをタオルで巻き、ツバメの寝床においてあげると保温性抜群です。この時、ほんのり温かい程度にしないと火傷をしてしまう可能性がありますので注意してください。あまり暑くしすぎると熱中症になってしまいます。
特に冬は油断するとすぐに室温が下がりますから気を付けましょう。
湿度は50~60度を保つようにしてください。
60度を超えると呼吸困難になる恐れもありますので湿度計を使ってこまめに見てあげましょう。
寒いときは羽毛が膨らんできますので、温度を少し上げて温めてあげましょう。
餌の与え方
一般的にミルワームを与えてる方が多いのですが、ミルワームはカロリーが高いので欲しがるだけ与えてはいけません。
一日4~5匹を目安にし、頭をつぶしてから口に運んであげましょう。
また、昆虫を捕まえてきて与えてあげてください。その時、羽や足はのどに引っかかることがあるので取ってから与えましょう。
生まれたての雛の場合、すり鉢などですってから食べさせてください。
冬の間は昆虫が少なくなっているので、捕まえることがなかなかできないかもしれません。
動物病院に相談し、栄養パウダーをもらってくると良いでしょう。
本来、ツバメを飼うことは出来ない
実はツバメを飼育することは鳥獣保護法によって禁止されています。
保護した場合、まずは市や県に問い合わせて許可をもらいましょう。
まとめ
・室温は26度以上
・雛の場合は30度以上
・湿度は50~60%
・しっかり温度計、湿度計を使ってこまめにチェック
・ミルワームを与えすぎないようにする
・動物病院に行くと栄養パウダーをもらえることがあるので問い合わせる
・昆虫をとってきて与える
・保護した際は市や県に連絡して許可をもらう
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