巣から落ちていたツバメの雛を保護してしまった。どうやって育てたらいいのか、どんな餌を与えたらいいのか調べていきたいと思います。
雛の育て方は温度管理が大切です
幼鳥を保護してしまったら一番大切なのは温度管理です。
鳥は平熱が40度から42度ほどある生き物です。
空を飛ぶために大量のエネルギーを必要としているため、大変燃料費の悪い体をしています。
人間の手で包んであげるだけでも凍えてしまいます。
雛の周囲の温度が32度から36度になるようにしてあげてください。
野生の場合は狭い場所に雛が寄り添って集まることによってお互いの体を温め合って、凍えてしまうことを防いでいます。
鳥は凍えると羽毛を立てて膨らみます。
膨らんだ状態が無くなるまで温度を上げてやるというのを目安にして下さい。
暖めなければならないと言っても、暖めすぎると熱射病になって亡くなってしまいます。
暖める場所と涼しい場所を作ってあげて、雛が暑いと思ったら逃げられるようにしてあげて下さい。
自力で暑い場所から逃げられる能力のない雛の場合は、こまめに温度や雛の状態をチェックしてあげてください。
ツバメの食事
鳥類は大変消化の悪い体をしています。その食べる量は半端じゃありません。
ちょっとした絶食でも命取りになります。
鳥には欲しがるだけ、とにかく大量に餌を与えなければなりません。
親鳥は朝から晩まで体を休むことなく餌を運び続けています。
人の手で雛を育てるには、15分位置きに餌を与え続けなければなりません。
もちろん外出なんてしてる暇がありません。大変な作業です。
ツバメは肉食です
ツバメは昆虫を主食としています、しかも生き餌でないといけません。
バッタや蛾など、大人のツバメが食べているものを子供のころから食べ慣れなければなりません。
ですから雛のうちから、これらの「空飛ぶ」昆虫を毎日大量に集めてきて、与えなければならないことになります。
まとめ
自然の中で生きているツバメを育てることは大変なことです。毎日生きた餌を与えるのはなかなか難しいことだと思います。すり餌やペットフード、ミルワームなどで餌の代用もできます。
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