日本では、軒先にツバメが巣をつくると縁起がいい、お金が入る、子宝が授かる、店が繁盛するといった言い伝えがあります。その他ツバメが出てくるお話などもとてもいい意味でツバメは伝えられています。お隣中国でもそれは変わらないようです。
中国高級料理のツバメの巣
中国でツバメというと、中華料理のツバメの事を思い出します。
もちろんことツバメの巣は日本のツバメとは違い、ジャワアナツバメという種類のツバメの巣で、中華料理では高級食材として扱われます。
このツバメの巣を採取するのがとても難しく、大変な作業であることから数も少なく、おめでたい席などでしかめったに出ないので、ツバメの巣を食べて縁起を担いだりもするのです。
ツバメは子宝のシンボル
中国でもツバメはとても縁起のいい鳥で、ツバメは吉兆だと考えられているそうです。
言い伝えとしては、中国最初の王朝を開いた王様が産まれたのは、母親がツバメの巣を好んで食べていたことが理由という事が語り継がれていて、ツバメが子宝の象徴になっていることもうなずけます。
また昔は子供が健康に育つのが難しかったので、子だくさんに育つツバメは子宝のシンボルでした。
日本でも、ツバメが来た家は子宝に恵まれるという話があるので、何か子宝に恵まれるような効果があるのかもしれませんね。
その他に伝えられているツバメの縁起話
さらにツバメにまつわる縁起話として、ツバメは帰省本能が高い鳥です。
なので、ツバメが安全に家に戻ってくることから幸運の鳥としてあがめられたり、ツバメは警戒心が強いので、いち早く危険を察知し良い方向へ導いてくれる、などといった言い伝えがあるので幸運の鳥と信じられているようです。
鳥自体に飛躍や愛情といったいい意味も沢山あるので、その中でもツバメは特に愛されているようです。
ちなみに中国ではツバメの巣を食べるだけではなく美容効果もあるとして使われているようです。
美の象徴でもあるのですね。
まとめ
日本も中国もどちらも幸福の象徴だったり子宝に恵まれるという言い伝えやお話が沢山あるという事がわかりました。日本や中国だけではなく他の国でもツバメに対する縁起話は沢山あるのかもしれません。軒先にツバメが来たら、幸福なことなんですね。軒先に巣を作ったらまた来年も来てくれるようにしたいですね。
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