家にツバメが巣をかけると縁起がいい、いいことが起こるなど良い噂をよく耳にします。

そんなことを聞くと「うちにも巣を掛けてくれないかなー」なんて思っている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事ではツバメと縁起、更には家に掛けてくれることのメリットについて触れたいと思います。

ツバメと縁起

ツバメの巣作りは鬼門には巣を掛けず風水でいう縁起のいい場所に、また外敵から身を守る術が乏しいため人の出入りが多い場所を好んで掛けることから商売の縁起がいいといわれてきました。

少し言い伝えをあげてみます。

・ツバメの巣が多いほど繁昌する。
・ツバメが巣をつくる家は縁起が良い。
・ツバメが三度巣をかけると千万長者になる。
・ツバメは火事を出す家には巣づくりしない。
・ツバメは人の住んでいない家には巣作りしない。
・ツバメが家の軒に巣をかけると豊作。かけぬと不作。
など、まだまだ多数の言い伝えが各地でいわれています。

ツバメ 巣 縁起

ツバメの餌と家の害虫

日本は昔から稲作が盛んで、稲の育つ季節に渡ってきて、稲や野菜などの作物につく害虫を食べてくれることから益鳥と呼ばれて、農村などで豊作を呼ぶ鳥と大切に扱われてきました。

ツバメの餌は主に、ミルワーム、ミミズ、バッタ、カ、ユスリカ、ガ、クモ、ハエ、コバエ、アブ、シロアリ、アリ、チョウ、トンボなどで親鳥は1羽で1日200匹は食べるといいます。

更に繁殖期のひな鳥も合わせれば1日でかなりの数の人間にとっての害虫を食べてくれることになります。

特に木造住宅にはシロアリは天敵ですし、最近いわれ始めたテング熱を媒介する、カの仲間をを処理してくれることになります。

それに、知っていますか?すべての昆虫のなかで一番人間を死亡させているのは、だということを。

しかも、困ったことにダントツの1位です。

あの猛毒を持ち何度も襲ってくるオオスズメバチよりも、もっと危険な昆虫が、最も近くにいることはかなり、ショックだと思います。

そして、夏場できれば一番出会いたくない虫、第1位だと思います。

その他のツバメの餌となる昆虫はトンボとチョウを除いてお世辞にも守りたいとは思いませんよね。

できれば減ってほしいレパートリーだと思います。

これが、ツバメに家に巣を掛けてもらう最大のメリットだと思います。

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まとめ

今回この記事を書くために調べてみるといろいろなところに、ツバメが巣を掛けた後にこんないいことがありましたっていう記事を見つけることができました。

皆さん、本当に多岐多様で些細なことから感動的なことまで書いてありましたので、あながち嘘ではないかもしれませんね。もしかしたら、オスカー・ワイルドの童話「幸福の王子」に出てくるようにツバメは渡来前に何かを託されて渡ってくるのかもしれませんね。

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