家にツバメが巣をつくる事は縁起が良いとして喜ばれ、現在でも歓迎されています。
なぜツバメは縁起がいいのか、その事について調べてみました。
ツバメが玄関に巣作りする理由とは
ツバメは人家の軒下やひさし、玄関などの雨が避けられる場所に巣を作ります。
これは外敵から身を守るため、人間をボディーガード代わりにしていると言われています。
人間は自分に危害を加えてはこないこと、また人間がいれば野良猫や蛇、カラスなども近寄ってこないことをツバメは知っているのです。
縁起がいいと言われる理由とは
身近な存在ゆえに、ツバメに関する言い伝えも多く存在しています。
例えば、”ツバメの巣のある家は幸せになる”というものです。
ガやユスリカ、シロアリなどの害虫は、農家にとって大敵です。作物に影響があるばかりでなく、人体や家にも害を及ぼします。
こうした害虫を餌として捕ってくれるツバメがきてくれれば、作物も順調に育つうえ、人や家に害が及ぶことも少なくなります。
こうしたことから、人間はツバメを歓迎してきたと言われています。
人間が住むにぎやかな場所に巣を作ることから、お店からは商売繁盛の証とも言われています。
また、お店以外にも、家にツバメが巣をかける家は縁起が良いと言われています。
他にも、ツバメが巣をかける家は吉事がある、ツバメが巣をかける家は病人が出ない、ツバメが三度巣をかけると千万長者になる、ツバメの巣が多いほど、その家は繁昌する、ツバメが家の中や座敷に巣をかけると最高にめでたい、ツバメが自在カギに巣をかけると金持ちになる、ツバメは衰える家には巣をつくらない、ツバメは火事を出す家には巣づくりしないなど日本全国で縁起物とされています。
まとめ
ツバメは巣作りするにあたって、人の出入りの多い家を選んでいると言われています。ツバメが巣を作る家は風水的にもパワーがあり、日当たりも良いそうです。ツバメが家に巣を作ってくれたら”幸運の家”と思って、温かく見守っていきたいですね。
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