ツバメの天敵にはカラスがいます。このカラスからテグスを使って、ツバメを守る方法を調べてみました。
カラスとは
ツバメの1番の天敵といわれるのがハシブトガラスです。
カラスの目的としているのはツバメが育てている卵や雛です。
カラスは早朝、4時~5時頃の人が居ないのを見計らって巣の下まで地面を歩いて来ます。
ジャンプしてクチバシで巣を破壊します。
カラスはホバーリングといって、羽ばたきながら宙で止まる停空飛行ができませんので、羽ばたきながらジャンプします。
カラスは大変頭が良く、自分の縄張り内のツバメの巣を巡回して監視しており、いつごろ孵化してヒナが巣立つかなどを計算し、頭に入れています。
ヒナが巣立つ直前、巣立ちの日はしょっちゅう巣の近くに現れます。
また、大変執念深く一度襲った巣は憶えていて何度でもやってきます。
カラス対策とは
カラスから巣を守るには、巣の全面や下面にツバメは通れるが、カラスが翼を広げた状態で通過できない間隔で障害物を設置する必要があります。
具体的には幅30センチ間隔でテグスなどを張ると良いようです。
羽に何かが触れることを極端に嫌うカラスが、これを突破するには相当の根性が必要なので、9割方の効果はあるはずだそう。テグスは最近ではカラス避けにもよく使われるようになってきました。
カラス除けの作り方は、ホームセンターなどで手に入る黄色のラメ入りのテグスにおもりを付け、巣から30cmから50cm離れた前面に3~4箇所垂らすだけです。
ツバメが巣に出入りしやすい程度のスペースを計算しながら設置する事が大切です。
ただし、カラス対策をするには、ツバメが完全に抱卵に入った後に設置しなければ、警戒をして巣を放棄してしまうこともあるので注意が必要です。
ツバメが戻って巣作りを始めるようでしたら、凄くこの場所に執着があると判断できます。
ツバメは1度気に入ると、途中で壊れても根気良く修繕する事が多い生き物です。
まとめ
天敵カラスからツバメを守るためには、きちんとした対処法をしてあげないと可哀そうなことになってしまいます。巣を壊されないようにし、ツバメが元気に無事に巣立って行くといいですね。
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