ツバメの巣ができると、ツバメ一家の一挙一動が気になりますよね。
ツバメが産卵し、卵が孵化してヒナが産まれる。
ヒナが誕生してから巣立つまでは、一体どれくらいの日数がかかるのでしょうか?
また、もしもヒナを拾ってしまった場合など、ミルワームを餌として与えてもいいのでしょうか?
日々ヒナの成長を見守る上で、とても気になりますね。
今回は、ツバメのヒナが巣立つまでの期間と、入手が簡単なミルワームについて調べてみました。
ツバメのヒナが巣立つまでの日数は意外と短い!そしてミルワームは……?
ツバメのヒナは、孵化してから20日ほどで巣立ちを迎えます。
思っていたよりもずっと早いですね。
ですが、ヒナは巣立ちを迎えても、すぐに上手く飛べるようになるわけではありません。
なので、上手く餌を捕まえることも出来ないのです。
巣立ったあとも、暫くは親鳥が餌をとり、ヒナに与えることになります。
親鳥と一緒に飛んで飛び方を覚え、餌の捕り方も覚えていくのです。
巣の中と、巣立った後を合わせると、しっかりと親元を離れるまでは、合計して約一ヶ月の期間を要することになります。
続いて餌についてですが、ツバメは肉食です。
昆虫食であり、主に食べるものは飛んでいる虫。
トンボや蛾や蝶、ハエやアブからコオロギやバッタを食します。
もしツバメのヒナを保護してしまった場合、上記の虫を生きたまま与えるのが望ましいですが、大量に捕獲することはそうそう出来ません。
ここで役立ってくるのが、ネット通販などでも手に入るミルワームです。
安価であり、冷蔵で保管もできるので、比較的に扱いやすいです。
まとめ
巣立つのは20日ほどですが、完全に親元を離れるまでは一ヶ月ほどがかかることが分かりました。一人前になるまでには時間がかかるんですね。とは言っても、人間に比べればツバメの自立はあっという間です。そのあっという間の期間、ツバメ一家の動向を温かく見守ってあげたいものです。
ミルワームについては、もしもヒナを保護してしまった場合ですが、いずれは自然に帰すつもりであれば、やはり最善の餌は生きた野生の虫です。硬い部分は取り除いてあげる、細かく切ってあげるなどと、捕まえるだけではなく手間もかかりますが、保護した場合は、一ヶ月の間として守ってあげて下さいね。
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