何らか理由でツバメの雛を保護してしまったら、どうやって雛を育てたら良いか迷ってしまいますね。
餌は何を与えたら良いのでしょう、食べる物は何なのでしょう、食べない時はどうしたら良いのでしょう。
調べてみました。
すぐに餌を用意できない場合と食べない餌
一時しのぎには、ゆで卵のペーストを与えても大丈夫です。
ただし、大量に与えすぎるとお腹を壊してしまいますので注意してください。
ドックフードの肉味をぬるま湯でふやかしたものでも大丈夫です。
ツバメは虫を食べる鳥なので動物タンパク質の餌にして下さい。
穀類や果物類は食べません。
餌を食べない場合
ツバメの中には怯えて自分から口を空けない雛もいます。弱って口を開けない雛もいます。
こういう場合は口ばしの端っこをこじ開けて、強制的に餌を食べさせることになります。これを、「強制給餌」といいます。
餌を喉の奥深くまで差し込んで喉を刺激して美味しい餌だと分からせてあげましょう。
生き虫の場合クチバシに触れるように、もぞもぞ動かせてやると、それに反応して口を開ける雛が多い様です。
開けたところにすかさず虫を突っ込み、軽く上下に揺すりながら喉の奥深くまで差し込んでいくと、喉のちょうど良いところを刺激された雛は自分から積極的に食いつきます。
すり餌
黄色いクチバシの端っこのタラコ唇のような隙間に結餌器の先をこころもち下の方から差し込みクチバシを持ち上げる気分で、軽く上下に揺すりながらだんだん深くまで口が開いた所で軽く揺すりながら奥深くまで差し込んでいくと喉のちょうど良いところを刺激された雛は自分から積極的に餌に食いつきます。
まとめ
雛はお腹がすくと必ず鳴き始めます。満腹でおとなしくなるまで餌を与えます。一回のえさの量は(そのう)が膨らむまで与えます。はじめのうちはこまめに(そのう)のチェックをして、ペシャンコになったら、次の餌を与えるようにします。
野鳥たちは早起きです。お腹が空いたと泣き続けることもエネルギーがいるのです。朝は鳥たちが活動を始める日の出の少し前に餌をやりはじめましょう。
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