ある日の帰路、或いは散歩中。
道端に、ツバメの雛が落ちているのを見付けてしまった!
ツバメの巣が出来たご家庭では、敷地内でそんな光景に出くわすことがあるかもしれません。
ツバメの雛が落ちているのを発見してしまった時は、出来るだけ保護はしない事が望ましいです。
孵化したての雛であるほど、体温を維持する為に保温する必要があるなどと、保護をしても人工的に育てることは大変困難であるからです。
そっと雛を巣に戻してあげる、または、ある程度成長している雛であれば飛ぶのが下手で落ちた可能性があり、親鳥が近くで見守っていることがあるので、様子を見守ってあげることが望ましいです。
あまり手を加えてしまうと、雛に人間の匂いがついてしまい、親鳥が子育てを放棄してしまう危険もあります。
とは言いも、見守っていても親鳥がいなかったら?
親鳥が帰ってこなく、巣の中に雛が放置されてしまったら?
自然の摂理に則るのも一つですが、情が芽生えて保護せざるを得ない場合が出てくるかもしれません。
今回はそんな場合の、ツバメの雛の水分補給や餌のことを調べてみました。
ツバメの雛にはミミズNG!水NG!
鳥の餌というと、ミミズを想像する人が多いと思います。
想像上では、鳥が食べているもの=ミミズと言うのがポピュラーですが、実際はミミズを食す鳥は少ないものです。
例に漏れず、ツバメもミミズを食べません。
ツバメは昆虫食で、主に食べている虫は飛ぶ虫です。
ハエやハチ、蛾や蝶。
バッタやコオロギなども食べます。
また、赤ちゃんと言うと、水分を与えたくなります。
ですが、ツバメの雛には水分を与え過ぎると下痢になってしまいます。
ツバメの雛は水を飲む必要はなく、餌から水分を補給します。
食べている虫の体液が、そのまま雛の水分源になるということですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
こうやって調べてみると、先入観でこうだろうと思っていたこととは、大分違うのだということが分かりました。無知な私だけでしょうか……。
正しい知識を身に着けて、もしもの時に備えたいですね。
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