ツバメの糞を見たことがありますか?
糞の色が健康のバロメーターにもなるので観察してみましょう。
正常な糞
白いものに黒いツブツブが混ざっているのが正常なツバメの糞です。
餌によっては緑色のものが混じることがありますが、こちらも正常です。
白いのは実は糞ではないことを知っていましたか?
これは、実は尿素なんです。
通常鳥類は尿と糞を一緒にするので、白いのが糞だと勘違いしている方も多いようです。
尿の中に混じっている黒や緑のものが糞なのです。
雛の糞は生ガキのように白くてぷりぷりしています。割りばしでつまめるほどしっかりしているんですよ。巣に糞をしてしまった場合、細菌感染の原因になるので、親鳥がつまんで外に捨てています。
小さければ小さいほど大きな糞をします。成長するにつれてどんどん小さな糞をするようになります。
異常な糞の色とは?
では、異常な糞の色とはどのようなものなのでしょうか。
まず、黄色くてべたべたしている糞の場合、栄養不足などが疑われます。
衰弱している証拠ですので無理やりでも餌を与えたり保温をしてあげて下さい。
次に、赤いものが混じっている糞をした場合ですが、この赤いものの正体は血です。
おそらく、内臓になんらかのダメージが与えられ出血したと思われます。
ツバメに限らず、鳥類にとって出血は少量でも命に関わる問題です。
また、それ以外の色だったり、異常な臭気を放つ糞をすることがあります。
その場合、細菌感染をおこしている恐れがあります。
どの例にしても、保護したツバメであればすぐに動物病院へ連れて行ってあげましょう。
ツバメの糞には菌がありますので絶対に素手で触らないように注意しましょう。
まとめ
ツバメの糞は黒か緑
白いものは【おしっこ】
雛の糞は小さくてぷりぷりしているのが正常
黄色くてべたつく糞は衰弱している可能性が
血が混ざってる場合、内臓から出血しているサイン
異常な臭気を放っている場合は細菌感染の恐れ
保護している場合はすぐに動物病院へ
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