ツバメが渡りをするときには、海の上をひたすら飛んでいるイメージがありますが、どんなルートを使って目的地まで到達しているのでしょうか。
また、ツバメが飛ぶ距離やスピードは速いのでしょうか。
渡っているときに海の上なら休憩する場所も限られていますよね。
そこで、ツバメの渡りのルートや距離、休憩はどうしているのかを調べました。
ツバメの渡りのルートと距離。飛びながら半分寝ている!?
ツバメの渡りのルートは、大きく分けて日本側を飛ぶルートと、太平洋側を飛ぶルートに分かれているようです。
行く先は日本からフィリピンやマレー半島、ボルネオ島北部、ジャワ島、台湾などになっているようです。
道のりは海から川へと沿って内陸に向かって飛んでいくとのことです。
ツバメの体つきや大きさが同じぐらいの鳥たちの中では、ツバメの飛行能力がとくに優れているといわれているようです。
通常の生活の中では、平均の時速は47kmほどで飛んでいるものの、餌を見つけて捕獲するときや、天敵となるカラスなどに追われて、その追跡を振り切るときの速度は時速が200km近くものスピードを出して飛ぶことができるようです。
そんなツバメが、渡り鳥として飛ぶ時のスピードは、時速55kmから60kmで飛んでいるようです。
一日にどれだけの距離を飛ぶのか調べると、300km以上も飛ぶことが可能とのこと。
そんな長い距離の間に、どうやって休憩などをとっているのかは、ツバメは「半球睡眠」という睡眠のとりかたができるようです。
簡単に言うと、左右の脳のどちらかを眠らせておいて、その状態で飛ぶことができるという、ツバメが先天的に持っている能力のようですよ。
この能力があるからこそ、飛んでいる間も一応休憩をとっていて長い距離を飛ぶことができるようです。
まとめ
ツバメは、長い距離を飛びさらに飛びながら寝てもいるというところがすごいですね。渡り鳥としての能力がもともと備わっていたということになりますよね。その能力が先だったのか、渡り鳥だったから半球睡眠という能力を持っていたのか。どんな景色を見ながら目的地まで行くんでしょうね。
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