ツバメは実はとても足が弱い生き物です。雛は特にまだ飛べない状態なのにも関わらずたまに巣から落ちてしまう場合があります。もちろん飛べませんからそのまま落ちて足を怪我してしまう事もよくあるようです。そんなツバメを見つけたらどうしたらいいのでしょうか

ツバメが地面にいる時は

ツバメは地面にいないので、ツバメが地面にいたとしたら怪我をしていたり巣から落ちてしまった雛の可能性が高いです。すぐには保護せずにしばらく様子を見ましょう。少しでも飛ぼうと努力をしているようであればそれはおそらく巣立ったばかりの雛です。そういった雛の周りには必ず親が見守っているはずなのでそっとしておきましょう。しかし、明らかに大きい成体のツバメであったり、ぐったりしていて動かなかったりということであれば保護してあげましょう。

必ず様子を見てから獣医へ

雛は特に、身体が小さい鳥は足や翼が折れているのを確認しづらいのですが、明らかに折れていたり、ぐったりしている場合はすぐに病院に連れて行ってあげてください。折れていても、無理に手当てしようとすると悪化しかねないのでまず獣医さんに相談した方がいいでしょう。軽いけがの場合は放っておいた方がいい時もあります。必ず獣医さんに指示を貰いましょう。野生鳥獣の診察はすべて無料です。

ツバメ 足 骨折

骨折した足の対処法

足を明らかに骨折していてプラプラしている、などがあり応急処置が必要だという事であれば、つまようじを利用して緊急的に固定するということも可能です。つまようじを添え木にしてセロハンテープやバンドエイドを使って足を正しい位置にもどしてあげます。固定したつまようじやバンドエイドなどのテープ類で再び怪我をしないようにチェックしながら小さな籠などに入れてやり、病院へ運んであげましょう。

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まとめ

足がとても弱いツバメは結構な確率で足を骨折してしまうようです。なので雛は孵化から3週間は巣立たないのです。きちんと空中で生活できるようになってから巣立つのですが、ごくまれに落下して足を怪我していしまったりします。ツバメは保護すると自然に返すのが難しい生き物なので、緊急でない限りは見守る程度にした方がいいです。

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