軒下にツバメが巣をつくると色々掃除やらなんやら大変な反面、昔から縁起がいいと言われている上、とても可愛らしい雛たちの姿を見ることが出来ます。しかし、そんなツバメの巣を狙ってカラスが悪さをすることがあります。そんなカラスに有効な対策と、対策をする時期はいつになるのでしょうか。
カラスの攻撃の仕方
カラスはとても記憶力がよく、ツバメのことをずっと見張っており、自分の縄張りにあるツバメの巣の巣の場所やそこにいるツバメの子育ての進行具合などすべて把握しています。
ある程度巣の中の雛が食べごろになるのを見計らって襲撃に来るのです。
襲撃する時間帯はだいたい人間が少ない早朝を狙います。
ツバメの巣の下に降りて羽ばたきしながらジャンプし、雛や卵を地面に落とすのです。
ツバメのように空中で止まってホバリングする能力がないためこうやって攻撃します。
カラス対策の仕方
ツバメの巣を攻撃するカラスを追い払う対策はどのようにするのでしょうか。
巣に近づくことが出来ないように、ツバメは通れてカラスは近づけないルートを作ると一番いいです。
その作り方としては、一番はネットなどの障害物を張り巡らせることです。
地面からジャンプして巣を攻撃するカラスに対し、ツバメはホバリングできるのでツバメが通れる隙間を開けてネットを張るとカラスは攻撃できなくなります。
もう一つ有効な方法としては巣の前に紐を垂らしておくだけでも違います。
鳥は羽に何かが当たるのを嫌うので、大きな羽をもつカラスは嫌がるのです。
対策をするときの時期に注意しよう
重要なのはこれらのカラス対策をいつするかの時期です。
カラスがツバメの巣の様子を観察できないよう、出来れば卵を産んだらすぐに設置する方がいいでしょう。
メスが卵を温め始めてから設置しないと、驚いてしまって巣を放棄してしまうことがあるので時期はとても注意が必要です。
一気にネットなどを張り巡らせるのではなく遠くから少しづつ張るといいでしょう。
まとめ
カラスがツバメの成長に合わせて攻撃してくるというのはとても頭がよく、怖いですね。せっかく来てくれたツバメ。設置時期には十分気を付けて卵を守りたいものです。
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