ツバメが毎年巣を作ってくれるのを楽しみにしている人もいますよね。
そんなツバメには天敵もいますが、意外と面倒なのがツバメの体につくダニのようです。
このダニはやっかいでツバメの雛にくっついて血を吸うようなんですね。
そこで、ツバメの体にも影響するダニを中心にどんな種類のダニがツバメにいるのか、またどんな対策ができるのか調べました。
ツバメの体に寄生するダニの種類と駆除
野鳥の体には、よく小さいダニがくっつくもののようです。
大人の成鳥ならば、毎日水浴びをすることでダニを落とすことができます。
でも、雛は巣の中で成長していくので、それができません。
そのために、雛の体にくっつくダニが血を吸うことにより体が弱っていくこともあるようです。
とくにじめじめした梅雨の時期や夏は、巣の中で大量にダニが発生することもあるようです。
それだけのダニですから、雛にとってはそれが致命傷になることも少なくないようです。
ツバメにとりつくダニの種類は、だいたいがトリサシダニというダニのようです。
面倒なのは、このトリサシダニは、鳥の体に直接卵を産み付けてしまうようなんです。
トリサシダニは、もし、ツバメがいなくても2週間から3週間は、血がなくても生きていけるようです。
当然、巣立ちが始まって鳥がいなくなれば、ダニも巣からいなくなります。
さて、ダニを駆除してあげたくても、一般的な殺虫剤などを使えば雛の体にもよくありません。
安全なのは、そんな雛たちの体にも影響が少ない殺虫剤が売られています。
または、殺虫成分のピレスロイドが入っている殺虫剤は、鳥などには安全ということのようなので、よく成分を見てみましょう。
ピレスロイドは、害虫となる虫の体や口から入って、神経を麻痺させて駆除するというもののようです。
かりに、鳥などの体の中に入ってしまっても、速やかに体の外へ排出されるというもののようです。
まとめ
ツバメがダニによって体が衰弱するとしても、そこで人間が手を出すことがいいことなのかどうなのか、ここは悩みどころですよね。手を出すにしても、野鳥にはダニがいるのはめずらしいことではないようなので、少しのダニならそのまま様子を見るのも一つの方法になるのかもしれません。
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