ツバメの巣立ちの失敗と、失敗したツバメは助けていいの?
その対処法について調べて見ました。
営巣
ツバメは、遠くフィリピンやオーストラリア北部から小さな体で初春に日本に飛来してきて営巣をします。
孵化したヒナ達は20日前後で巣立ちをするのですが、上手く飛び立てないものもいるようです。
失敗して地面にいるツバメはどうするのでしょうか?元の巣に戻れるのでしょうか?
ちょっと心配になってしまいますね。
ここで勘違いをしている人もいるようですが、巣立ち=独り立ちではないのです。
巣立ちといってもこれから独立していくための訓練が始まると言う意味だそうです。
何度も飛行に失敗を繰り返しながら一人前になります。
子ツバメが地面に落ちていたりしていると人はつい助けたくなるものです。
こんな時人間は100%近づいたり巣に戻したらしてはいけません。
飛行や餌取りの練習中だったり、ちょっと疲れて休んでいるだけの時もありますので、地面にいるといっても失敗しているとは限らないそうです。
ほっておけば親が迎えに来ることもありますし、近くで子ツバメの姿を見守っている親ツバメがいます。
子ツバメは親を探して鳴きますが親は知らん顔をしているようです。
そうして子ツバメが自ら飛んでくることを待っているのだそうです。
むやみに人が触ってしまうとツバメの親は子ツバメを見捨ててしまうことがありますし、これからの長い飛行に耐えられなくなってしまいます。
ですので無常に思うかも知れませんが、手を貸さない事が真の巣立ちに繋がるのです。
つまり子育てに過保護は禁物なのでしょう。
まとめ
ツバメの親は育児を解っているようですね。むやみに手を貸さない、助けない。
過保護は子供の為にならない。なんだか鳥の育児方法は人間にも繋がるように思います。
育児の本質はどんな生物にも共通しているのかもしれないです。
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