ツバメの夫婦は、とっても仲良し。一度つがいになったら、ずーっと一緒に子育てします。
調べれば調べるほど、人間も見習わないと!って思ってしまいます。
今回は、ツバメの抱卵や子育てについて、ご紹介したいと思います。
ツバメの抱卵
ツバメの夫婦は、巣作りが済むと、共寝をし、雌が毎日1個づつ卵を産みます。
だいたい5〜6個産んで、抱卵します。
抱卵も、ツバメの夫婦は、交代で行います。主に雌が抱卵をしていることが多いのですが、雌が餌を食べたり、水を飲んだりしに行く間は、雄が抱卵を行うのです。
こうして夫婦協力して、朝も昼も夜も、約2週間卵をあたため、卵が孵化するのを待つのです。
ツバメの子育て
ツバメの卵は、約2週間で孵化します。
卵が孵化すると、ツバメの夫婦は、それはもう大忙しになります。
ヒナへの餌やりが始まるのです。
ヒナへの餌やりの回数は、もちろんヒナの数にもよりますが、100回にも300回にも、多い時は600回という場合もあります。
とにかく1日に10時間以上は、餌探しに飛び回っています。
孵化したばかりのヒナは、まだうっすらと産毛のような毛が生えているだけで、見た目には、裸のようです。
自分で体温の保持が出来ないので、引き続きツバメの夫婦が巣で寄り添い、温めます。
少しづつ大きくなり、親まで巣に入ると狭くなってくると、雌が巣のへりに寄り添い、雄は近くでとまって眠ります。
こうして、ツバメのヒナは、お父さんとお母さんの大きな愛情に包まれながら、すくすくと成長していくのです。
約3週間が過ぎるころまで、こうした生活を続け、ヒナ達は巣立っていきます。
巣立ちの時期来ると、今度は飛び方や餌の捕り方の指導という大切な仕事が追加になります。
巣立ちをしても、しばらくは餌やりも並行して行いますので、本当にツバメの夫婦には、頭が下がる思いですね。
一人前の若鳥に成長するまで、ツバメの夫婦の子育ては続きます。
まとめ
ツバメのヒナのイクメンぶりには、本当に驚きです。そりゃあ、ツバメの雌は、文句なしにツバメの雄と添い遂げるはずですね。
忙しすぎるつばめの子育て。夫婦の協力なしには、成り立たないです。
やはり、私達人間も見習うべき点が大いに有りますね!
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