ツバメを保護してから、手探りながらもなんとか体力も回復して、家の中を飛び回る練習も成功させれば放鳥してあげたいですよね。

ところが、自分で餌を取ることをしてくれなかったり、窓の近くを他のツバメが飛んでいるのを見ても、一向に外に飛び出す気配がなかったり、放鳥に失敗することもあるようです。

そこで、ツバメの放鳥を中心に調べました。

ツバメ 放鳥 失敗

保護したツバメの放鳥

ツバメは人間にとっては身近な鳥になりますが、そんなツバメを保護して育てるのは、野鳥の中でも、一番難しいといってもいいほどのようです。

ツバメは、人間の手で飼われてしまうと、放鳥してもすぐに死んでしまう可能性があるようですよ。

ちゃんと親に育てられたツバメの雛は、巣立った後でも、少しの間は、親に餌となる虫などを与えられますが、そのうちに親から餌を取る方法を学びます。

これが、木の実などを主食としている鳥ならば、人間が育てたツバメでも放鳥が可能になりますが、ツバメの場合は、飛んでいる虫を食べます。

それも大きな虫ではなく小さい虫を捕食します。

人間に与えられた餌を食べてきて育ったツバメは、小さい虫を捕まえて食べることを知らないので、野生に戻されても餌を食べることができません。

人間に育てられたツバメが野生の中で生きていくのはかなり厳しいです。

さらに、ツバメには外敵の存在もあります。外敵から素早く逃げる方法や、他にも自然の中で生きていく方法となるものを、親から教えてもらっていなければ、放鳥に成功してもほぼ生き延びるのは困難ということになるようです。

ただ、野鳥を保護して野生に戻す試みをしているのは、個人だけではありません。

野生の放鳥の活動をしている公的な施設もあるようです。

また、動物園などでも野生に戻す活動をしているところもあります。

やはり専門家に任せてしまったほうがいいかもしれませんね。

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まとめ

せっかく保護して、いつか大空に戻してあげられると思っていたのに、放鳥に失敗するとショックですよね。ツバメの保護は、よく考えてから行動しないと、逆にツバメにとっては生きづらいことになるのかもしれません。保護がツバメのためになるように、保護したときから、放鳥のことを考えて育てていくことが必要ですね。

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