日常でよく見られるツバメの巣ですが
何時どの様に巣を作り、どんな場所を寝床にしているのでしょうか?
ツバメの巣作り
ツバメは春の暖かい時期になると日本に飛来し巣作りを始めます
種類によっては異なりますが平均して約一週間で巣は完成です
中には3日で作り上げてしまうツバメもいるようですね、巣を作る時に必要な素材は主に泥と枯草を集め、ツバメの唾液で固めた物で作業中はほとんど休む事なく採取場所を何度も往復しています
ですが全てのツバメが上手く作れるとは限りません
いつまでたっても巣が完成せず諦めて飛び去ってしまう者もいるようです、原因は壁が素材のつきにくい場所であったりそのツバメ自体が不器用で作れないという話もあるようです
ツバメの巣は人工的にも作る事が可能です
人工的に作られる必要があるのは何らかの問題があり巣を移動させなくてはいけない場合や巣が落下してしまいそうな時の代用として作られています。
ツバメの寝床について
ツバメが寝床に決める場所については大きく3か所に分けられています
一般的なツバメは雨や風が凌げる人家の屋根下など人間が生活する環境の場所の壁を巣作りに決めていて、天敵であるカラスなどの外敵から見つかりにくく、近寄らせないようにする為にあえて人や車の多い場所を選んでいてこのような場所にすると考えられているようです
住みやすい場所だと認識されると、その場所をまた修復して再利用しています
イワツバメという種類は海岸や岩場の天井に巣を作ります、通常のツバメとは違いお椀型の巣で出入り口が狭く底が深い作りになっているようで餌を与える際は親鳥が穴の中に顔ごと突っ込み与えています
ハリオアマツバメは崖の隙間、樹洞などに作る事が多いようです
このツバメは空中に漂う枯草や羽毛を巣の素材にしています、なぜなら一日のほとんどを空中で過ごしているからだそうです、驚きですね。
まとめ
まず感じた事はツバメの雛を一から育てて巣立つまでの大変さが伝わりました
人間が育てる事は困難であり野鳥ですので私たちがしてあげられる事は上記にも挙げたように人工巣を作り親鳥と雛が共に安心して暮らせるように工夫する事ではないかと思います。
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