元気よく飛びまわっているツバメを見ていると、こちらまで元気になりそうです。
お母さんツバメを巣で待つ雛ツバメを見ると、思わず顔がほころんでしまいます。
ツバメを見て癒されることも多いのですが、時には、怪我をしているツバメに出会うこともあるでしょう。
鳥といっても野鳥ですので、怪我をしているツバメを発見したとき、助けたいけれど、どうすればいいのか焦ってしまうのが普通ですよね。
今回は、もしも怪我をしたツバメがいたら、どのように保護すればいいのか、保護の仕方について見ていきたいと思います。
怪我かどうかを判断する
ツバメは空中を飛んで生活する鳥ですので、地面に降り立つことはまずありません。
それなのにツバメが地面でじっとしている場合は何らかの事情で動けなくなっている可能性があります。
もしも地面にいるツバメを見つけた時は、慌てて近づかず、様子を見て下さい。
雛が巣立ちに失敗して落ちていたり、何かにぶつかって軽い脳震盪を起こしてじっとしているのかも知れません。
雛が落ちた場合は親鳥が近くにいる可能性もありますので、そのまま様子を見るか、危険な場所であれば安全な場所へ移動させましょう。
脳震盪の場合も、しばらくすれば復活して飛んでいくこともありますので、怪我かどうか観察してみて下さい。
怪我をしたツバメの保護の仕方
大量に出血している、羽が折れているなどの場合は、直ちに保護して下さい。
慌てず、落ち着いて下さいね。
方法はこちらです!
- ツバメが動き回れない小さめの紙箱を用意し、低い位置に小さな空気穴を開ける。
- 手袋をして、ツバメをかがませるような姿勢にし、羽をたたんで箱に入れる。
- 箱の外から、カイロや湯たんぽなどで、27℃前後の温度で保温する。
- 暗くて静かなところに置く。
- ショックやストレスを回避するため、水などは与えない。
緊急でここまで行った後、各都道府県にある鳥獣保護担当の部署に連絡・相談して下さい。
動物病院では、野鳥は診ないといわれることがあるようですので、公の機関の指示を仰ぐのがいいようです。
そのほか、野鳥の会などに知恵を借りるのもいいかも知れませんね。
まとめ
怪我をしたツバメに遭遇した場合は、とにかく落ち着いて、ショックを与えないように保護して下さいね。
保護した後は、専門家の力を借りて、ツバメの回復に協力しましょう。
怖がらずに勇気を持って、大切な命を救いましょう!
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