軒先にツバメが巣を作る季節。
見ていると、本当に器用に、上手に作りますよね。
さすが、野生に生きる生き物の本能は素晴しいです。
しかし、玄関の真上から糞が落ちてきたり、駐車場の上から落ちた糞が車に積もったり、巣が落ちてしまったり・・・。
実際に困っている方もいるでしょう。
だからといって撤去してしまうのはとても心が痛みます。
それなら、お互い歩み寄って、巣作りをお手伝いしてみてはどうでしょうか?
といっても、どんなふうにすれば良いのでしょうか?
人間が手を出してもいいものなのでしょうか?
今回は、ツバメの巣作りのお手伝いについて、見ていきましょう!
ツバメはどこに巣作りする?
ツバメはわざわざ人通りの多い場所に巣を作ります。
よく見かけるのはそのせいなのですが、これは、カラスや猫、蛇などの外敵から雛を守る理由で、そのような場所を選んでいます。
そのほか、雨や風にさらされない場所、泥などの巣を作る材料が付きやすい場所などを選びます。
ツバメの巣作りの場所選びは、慎重に考えられているのですね。
巣作りのお手伝いをしても大丈夫?
全てのツバメが完璧な巣を作れるとは限りません。
中には、不器用なツバメもいるでしょう。そんな時は、巣作りのお手伝いをしてみましょう。
ツバメの巣が安定しなかったり、糞が落ちてきて困るような場所に作ろうとしていたりする時は、お手伝いしてもOKです。
ツバメが作った巣が不安定な場合は、巣に下に適度な大きさの板などを当て、補強するのがいいでしょう。
巣が上手に作れていなければ、深さ2cm程度のかごなどを板に乗せて設置してみるのもいいようです。
作りかけの巣が困った場所にある場合も、少しずつ移動させながら、目的の場所まで誘導して、板やかごなどで巣の補強のお手伝いをしてみて下さい。
その時は、雛への給仕の確認をしながら慎重に行い、ツバメの安全の確保をお願いします!
まとめ
ツバメは、敵から身を守るために、賑やかな場所に巣を作ることがわかりました。
生きていくための知恵なのですね。
もしもツバメが巣作りに困っていれば、お手伝いすることもできますので、その時は協力してみるのもいいかもしれません。
しかし、ギリギリまで見守ることも大事ですので、ツバメのためにも、かまい過ぎには注意して下さい。
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