ツバメが低く飛ぶと雨が降るという言い伝えを皆様も聞いたことあるのではないのでしょうか?
実際、これは迷信だともいわれますが、実際はどうなんでしょう。
雨の日のツバメの食事への軌跡
まず、ツバメが何を食べるか考えてみましょう。
種類にしたらかなりの数に上ると思われますが、おおまかに。
そう、虫ですね。地面を進むことで生活している虫のほうがイメージされやすいですが、飛ぶ虫というのも見かけますね。
ツバメももちろん鳥類ですから、飛んで移動することでしょう。その過程で餌を手にするとしたら、飛びながら手に入れるわけです。
ここで考えられるのが、この虫とツバメの関係性です。
ツバメは虫を取りたいのであるから、虫の動きについていきます。
湿度が高いと餌となる虫は高く飛べなくなるため、必然的にツバメも低く飛びながら、餌を追いかける、というわけです。
ツバメ自身がどんなに高さも低さも縦横無尽、自由自在に飛べるとしたとしても、雨の日に低く飛ぶ、という事実はここから生まれてくるのです。
だから、ここで述べたことでいえるのは、雨の日に低い位置でしか飛べなくなるのは餌の方、つまり虫であり、ツバメが雨の日に飛べなくなるわけではないといえます。
ですが、ひとは小さい虫が低く飛んでいようが、高く飛んでいようが、気にも留めませんが、ツバメが低い位置で飛んでいたら、やはり目につきやすいのでしょうね。
天気予報もないご時世、ツバメを目印にするとは、なかなかによい着眼点だと思います。
ツバメも普段大空を羽ばたいているように見えて、餌を捕まえるための作戦には余念がないようです。
ツバメが雨の日に弱って餌が捕りにくくなっているのではなく、雨の日の捕まえ方っていうのが、ツバメの中にもあり、野生ですから雨だろうと何だろうとたくましく生活している様子が見て取れます。
まとめ
ツバメも生き物ですから、雨の日だからといって餌をとる必要がなかったり、餌をとれなくなることもなく、むしろ餌をとるための知能が備わっているということがわかります。
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