今回はツバメとスズメの雛と卵についてご紹介したいと思います。

ですがその前に皆さんはスズメの巣を見たことはありますか?

ツバメはよく家の軒下や橋などに掛けているのは見たことはあると思いますが、スズメの巣といわれてピンとくる人はあんまりいないのではないでしょうか。先にスズメの巣を紹介させて頂きます。

スズメのツバメの巣乗っ取り作戦

スズメは、人間の背丈以上の場所に巣を作り入り口の狭さ約3㎝くらいあれば入り込んで巣を作ることができます。

多くは屋根の隙間や瓦の下など場所が悪ければ換気扇の中などとにかくこんな所に作るの?って所に作るそうです。

そして、ツバメの巣を横取りして巣を作っていることも報告されています。

どうやら、ツバメが巣を作り終えて卵がある状態でも雛がいる状態でも親鳥が餌を取りに行っている時に雛や卵を突き落として乗っ取るそうです。

ツバメにしてみればスズメやカラスをよける為わざわざ人間の近くに巣を構えているのに相当ショックだと思います。

ですが、その後ツバメは横取りしたスズメの巣を破壊して取り返しに来ることもあるそうです。

朝起きて巣の住人、住鳥が変わっていたら大家さんも少しショックですね。

ツバメ スズメ ヒナ 卵
ツバメとスズメの雛と卵の比較

ツバメ

ツバメの繁殖期は4月から8月頃までで2回卵から雛を育てます。

1日に1つの卵を産み、一度に育てる卵は3~7個で色は白っぽく茶色の斑点があります。

卵の大きさは18㎜前後で抱卵は雌が主で食事の時だけ雄に代わります。

15日前後で孵化し、その後の育雛日数は20日前後です。

雛の特徴としてはくちばしが黄色く喉が茶色で腹が白、翼や頭部は黒です。

餌は主に昆虫ですが、植物も多少混ぜて与えていると思われます。

巣立ち率はおおむね50%といったところでしょうか。

餌の捕れる量が少なかったらごく稀に雄が雛を落としてしまうこともあるそうです。

また、育雛時親鳥のどちらかが欠けると新しいツバメがやってきて雛を落としてやり直しをしたり、そのまま育雛を続けたりするそうです。

スズメ

スズメの繁殖期は3月から9月頃までで集団で繁殖し2~3回卵から雛を育てます。

1日に1つの卵を産み、一度に育てる卵は4~8個で色は茶色く焦げ茶の斑点があります。

卵の大きさは20㎜前後で抱卵は雄雌で行います。

2週間弱で孵化し、育雛期間は16日前後です。

雛の特徴はくちばしが黄色く親鳥よりも全体的に濃い茶色っぽい印象です。

餌は穀物や昆虫など何でも与えているようです。

巣立ち率はおおむね50%でほぼツバメと同じです。

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まとめ

ツバメとスズメの子育てを比べてみると、色こそ違いますがほぼ同じことが分かりました。

スズメは飼う行為を許されている為、育てたことがあるという方も多いようです。

また、ツバメの方も許可を取って少なからずいらっしゃることが分かりました。

あまり情報のない中で皆さん食事のバランスなど熱心によく勉強されておられてとてもすばらしいことだと感じました。

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