ツバメは巣には夫婦で二羽いるはずですよね。ですが、巣に一羽だけいる時もあるようです。
なぜ一羽だけなのか、その理由について調べてみました。
巣に一羽だけの理由とは
ツバメは南の国から帰って来て、まずオスが昨年子育てをした場所や営巣に安全な場所を、偵察に来るようです。
そして、営巣に適していると判断するとメスを連れてきて、夫婦になろうよとメスを誘います。
メスの争奪戦もあるので、そこに必ず巣を作るとは言えないですが、ツバメが一羽いれば、営巣の候補に挙がっているということになります。
ツバメは繁殖期までバラバラに生き、その時期になると巣に戻ります。
一羽だけだと、オスがメスを待っていると言われているそうです。
巣だったツバメが一羽しか巣に戻って来ない理由とは
毎年帰ってくるのは親のツバメです。
一羽しか戻ってこない理由としては、亡くなってしまったのか、他にメスが嫁いでいったのか、他の場所で巣作りをしているのかという事が考えられています。
ツバメは、一回の繁殖で五羽くらいの雛を育てます。
そして1シーズンに2回子育てをするので、十羽前後の雛を育てています。
ツバメの場合は、渡り鳥であるために、さらに多くの危険にさらされます。
渡りの途中で、力尽きて海に落ちてしまったり、疲れきって飛んでいるところをタカやハヤブサに襲われたりすることもあります。
また、灯台の光に目が眩んで、ぶつかって亡くなってしまうツバメも沢山いるそうです。
ツバメは1年間生き延びられるかどうかが勝負ということになります。
1年間生き延びたツバメは、いろんな経験を積んで賢くなり、子育てをして子孫を残します。
しかし、それができる以前に亡くなってしまうツバメのほうがはるかに多い自然界の現実なのです。
まとめ
ツバメが一羽でいるのは、飛翔の得意な年かさのオスがまず飛来し、後から来るメスを待っているのかもしれません。巣でつがいと会うなんて素敵なことですよね。
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