ツバメは春から夏にかけてだけ会える、貴重な野鳥です。
雛の可愛さはもちろんのこと、大人のツバメも本当に可愛いですよね。
一度触ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
身近に感じる野鳥のツバメですが、人通りの多い場所に巣を作る習性があるので、人を避けないということですよね。
それならば、人とツバメは仲良くなれるのではないでしょうか?
野鳥のツバメは人になつくのでしょうか?
これから、ツバメは人になつくのかどうかを調べてみたいと思います。
ツバメは人になつくのか?
野鳥の代表でもあるツバメですが、外敵から雛を守る理由から、人が生活している場所に巣を作るので、人を極端に恐れたり避けたりはしません。
だからといって人になつくとは一概にはいえないようです。
親が育児放棄してしまった雛ツバメや、保護した雛ツバメなどは、毎日人が世話をすることで、ある程度はなついてくれます。
しかし、ごく稀なケースを除いて、大人のツバメはあまり人にはなつかないようです。
ツバメにも性格があるので、人になつくかなつかないかは、そのツバメ次第、ということかも知れませんね。
ツバメは飼えません!
ツバメに限らず、野鳥を飼うことはできません。
怪我などで保護した場合でも、自然に帰すことが前提で、鳥獣保護の機関に届け出が必要です。
可愛いからといって餌付けし、なついてくれても、日本の冬を過ごせるかどうかわかりませんし、餌を探す本能を忘れさせてしまえば、厳しい自然の中で生きていくのは困難になるでしょう。
ツバメのためを考えるならば、なついてほしい気持ちはグッとこらえて、旅に出る日まで安全に暮らせるよう、見守ることが一番大事なことではないでしょうか。
まとめ
ツバメは本当に可愛いので、なついてくれれば嬉しいのですが、人になつくことで不幸になる可能性も出てきます。
例外は多々ありますが、それ以外は、見守り、危険回避の手伝いをすることだけが、自然に生きるツバメにとって、必要なことなのかも知れません。
野鳥であるからこそ美しく、素晴しいツバメです。
本当の意味で大切にし、いい距離感を保って共存していきたいものです。
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