ツバメが空を飛んでいるところを見たことがありますか?
低い所で飛んでいるところを目にすることも多いと思います。
本来、鳥類は敵から身を守るために空を飛ぶと言われています。
『低く飛んだら意味がないのでは?』
今回は、ツバメが低空飛行をする理由を調べてみました。
なぜ低空飛行するのか
ツバメは昆虫を餌に生息しています。
主に、蜂やハエ、アブなど、空を飛んでいる昆虫を追いかけ捕まえ餌にします。
小さな虫は湿度が高くなると羽が重たくなり、低い位置で飛ぶようになります。
ツバメは一日のうち、ほとんどの時間を虫(餌)を追いかけています。
自分の食事にする他、ひな鳥にも与えなければいけません。
湿度が高くなればなるほど低い位置にしか昆虫がいないため、ツバメも低い位置で追いかけるようになるのです。
川など水場で生息する昆虫を捕まえるために低い位置で探しているとも言われています。
ツバメが低空飛行すると雨が降る?
昔からの言い伝えで、ツバメが低空飛行した次の日は雨が降るというのを聞いたことはありませんか?
単なる言い伝えではなく、しっかりとした根拠があるものだったんですね。
湿度が高くなると昆虫は低い位置を飛ぶ、ツバメもそれを追いかける…普段生活しているときに『ハエが低い位置を飛んでいるなぁ』とは、なかなか思いませんよね。家の中で飛んでいたりもしますから。
ですが、ツバメも低空飛行してるということは、ほとんどの昆虫が低い位置を飛んでいるということになります。
大きくて誰が見ても『ツバメが低く飛んでいる!』と思いますよね。
巣を作る場所を探すために低空飛行している場合もありますので100%明日は雨だ!なんて言えませんが、低い位置で飛んでいるのを見かけたときは、明日は雨が降るかもしれない、と頭の中において次の日の天気を予測してみるのも面白いかもしれません。
まとめ
・湿度が高くなると餌である昆虫の羽が重たくなり低い位置を飛ぶため、ツバメも追いかけて低空飛行をするようになる。
・川などの水場に生息する昆虫を食べるために低い位置を飛ぶ
・軒下などに巣をつくる場所を探して低く飛ぶ
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