春になるとツバメは南から渡ってきます。
春から夏にかけて卵を産み、子育てをしています。
子供が巣立った後、しばらくするとうちの近所では見かけなくなります。
どこに行ってしまうのでしょうか?
南へ帰る時期はいつ頃なのでしょうか。
子供が巣立った後何をしているのか?
春にツバメが巣作りをはじめ、卵を産んで子育てをし、夏ごろには巣立っています。
巣立った後はどこで何をしているのでしょうか?
ツバメは二回子育てをする?
多くのツバメは二回子育てをするようです。
最初に生まれたヒナは、巣立つとしばらくは兄弟で一緒に行動し、親鳥から餌をもらっているようです。
1~2週間して自分で餌をとれるようになると幼鳥たちは集まって、出発するまでの間、水辺のアシ原や大きな樹木などで集団生活をしているようです。
二回目の子育てが終わると
夏になると二回目の子育ても終わり、親鳥たちも集団に加わります。
集団はだんだん大きくなり、秋になると数千から数万羽もの大群になるそうです。
南へ帰る時期はいつ頃?
地域や個体により差があるようで、早いツバメだと7月後半に、遅くても10月頃までには南へと帰るようです。
親鳥が先に帰る?
巣立ったばかりの幼鳥は、体力がつくのを待つため、先に親鳥から南へと帰り始めるようです。
一緒に連れて行ってもらえないのですね。
7月後半になると、集団の中の親鳥の割合が少なくなります。
10月頃までには幼鳥も南へと帰るようです。
南へ帰った後は?
ツバメは越冬のために東南アジアなどの暖かい地方に渡ります。
南の国では子育てをしないので巣は作らず、市街地の電線や街路樹を集団ねぐらにしているようです。
渡りの途中で止まっていた換羽が再開し、春までには全身抜け替わるそうです。
日本に来るための準備をしているのですね。
まとめ
ツバメが帰る時期は、7月後半から10月にかけて、親鳥から先に南へと帰るようです。
帰るまでは河原のアシ原などで集団ねぐらを形成しているようです。
夏になると近所で姿を見かけなくなる理由が分かりました。
河原に行けば10月ごろまでツバメは見られるのですね。
今のあなたにおすすめの記事