日本のツバメは北と南では種類が違うのでしょうか?ツバメの種類を探っていきたいと思います。

ツバメの種類は?

ツバメ(スズメ目、つばめ科)

夏鳥として北海道から九州の種子島ぐらいの地域に生息する、日本で最も多く見られる種類のツバメです。全長は17センチ、背側は光沢のある黒色で、腹側は白く、顔と喉は赤色をしています。

イワツバメスズメ目、つばめ科)

夏鳥として、九州よりも北の地域の平地や山に生息して全長は13~15センチとツバメよりもやや小さく尾羽の切込みも浅く、背側は光沢のある黒色で腹側と腰のあたりが白い羽毛で覆われています。

アマツバメ(アマツバメ目、アマツバメ科)

夏鳥として、日本全国に生息している高山や海岸の岸壁の割れ目などに巣を作ります。全長は19~20センチとツバメより大きく尾羽はツバメと同じくアルファベットの「V」の字をしています。

ハリオアマツバメ(アマツバメ目、アマツバメ科)

夏鳥として、繁殖のため日本に飛来し、春から秋にかけて見かけることができます。全長は約21センチと大きく、全身は黒褐色の羽毛で覆われていて、喉や額、腹部から側面にかけては、白い羽毛で覆われています。

ツバメ 種類 北海道 日本

北海道のアマツバメ

アマツバメは、夏鳥として全国に渡って来て、主に海岸や崖のある山地などで、集団で営巣し、ものすごく高速で飛び回り、空中に浮遊する虫を捕食して生活しています。北海道の場合、標高に関係なく、夏の北海道全域の海岸の崖や山地の崖、札幌ですと、札幌西区山間部など、北大上空西岡水源地などで結構多くみられる可能性があります。アマツバメは普通は高い空ばかりに居るのですが、雨天が近づくと比較的人の目につく低空まで降りてくるので、「雨、アマツバメ」と名がつきました。

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まとめ

普通のツバメの場合は、彼らの採餌場所は地上すれすれの空域、大きい虫が多い場所で採餌します。アマツバメは障害物のない高い空をできるだけ広く駆け回り貯めるために高速で飛ぶことが必要です。

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