民家に巣を作って何とか雛も生まれて、そろそろ巣立ちの頃かと思い見守っていると、数時間も親のツバメが戻って来ないこともあるようです。

さらに、巣の中でツバメがバタバタしながら、飛ぶこともできずに、心もとない状態でいることもあるようです。

ひょっとしたら巣立ちに失敗してしまったことになるのでしょうか。

そのまま保護しても大丈夫なのか。

ツバメの巣立ちについて調べました。

ツバメ 巣立ち 時間

ツバメの巣立ち

もし、親のツバメが巣に戻ってこないからといっても、数時間ぐらいでは巣立ちに失敗したと判断することはできないようです。

もし、少し前まで親のツバメが餌を与えている様子が見られていたようなら、放っておいてあげたほうがいいのかもしれません。

また、保護してしまったら、なるべく早く巣に戻してあげることが望ましいようです。

ときには、うまく巣から飛び立つことができず、巣から落ちてしまうこともあるようですが、ひょっとしたら近くで親のツバメが見守っている可能性もあります。

そんなときも、雛を巣に戻してあげましょう。

また、親のツバメが巣の中にいる雛に、飛ぶように促すような光景を見ることもあるようですが、雛はバタバタ羽ばたいても、全然飛べないこともあるようです。

これは、巣立ちに失敗しているのではなく、ある意味、羽を羽ばたかせて飛ぶためのトレーニングになっていると見たほうがいいでしょう。巣立ちは、そのまま独り立ちという意味ではないです。

独り立ちをするために、一生懸命に羽をバタバタさせて、一人で飛ぶための練習なんですね。

このトレーニングがあるからこそ、独り立ちにつながっていきます。巣立ちから独り立ちまでには、この流れが重要になるようです。ツバメは、渡りに入れば長い距離を飛ぶことになります。

だからこそ、人間はただ見守ってあげるのが一番ですよね。

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まとめ

ツバメには、ツバメにしかわからないことがたくさんあります。人間がかわいそうと思うことでも、ツバメの雛にとっては、自然の中で生きていく知恵を自分で見出さないと生きていけません。ツバメに人間が手を出す時には、本当に慎重にならないと、その後のツバメの人生も変わる可能性がありますよね。基本は、そっと見守るのが一番の優しさなのかもしれません。

 

 

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