ツバメは初春に日本にやって来て営巣をします。

子ツバメは何月頃に巣立ちをするのでしょうか?

調べてみました。

営巣

ツバメは2~3月頃にフィリピンやオーストラリアから日本に飛来し、人家に営巣をします。

桜が散る頃から7月頃まで産卵します。産卵の回数は1~2回位です。

人間が天敵を追い払ってくれるのでツバメは安心して子育てをするようです。

巣作りはオスとメスが協力してするのですが、抱卵するのはメスが多いです。

ウズラの卵に似た卵が産まれます。

その後メスは抱卵し続け、2週間を過ぎる頃ヒナが孵ります。

餌はハチやカメムシ、ゾウムシなどの飛んでいる昆虫です。親は沢山いるヒナに平等に餌を食べさせる為に餌を求めて何度も飛び立つようです。

つばめ 巣立ち 8月

そうやって親から給仕を受けていたヒナ達も20日前後で巣立ちをします。

飛来してくる月によって差はあるものの大体夏真っ盛りの8月頃に巣立ちをするようです。

巣立ちをしてもしばらくは近くの電線などに止まって親からの給仕を受け、巣に寝るために帰ります。

そして親から独立して南の方は飛び立って行きます。8月頃に巣立ちをしないと南方へ飛び立っていく10月には一人前になれず、間に合わなくなってしまうのです。

ちょっとでも旅立つ時期がずれると帰れるタイミングがずれてしまい「渡り」が

出来なくなります。

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まとめ

以上のようにツバメの巣作りから巣立ちまでを見て来ました。

遠くから日本まではるばる「子育て」を目的に飛んでくるツバメ。

小さい体に秘められた子孫繁栄を思う力は凄いと言えるでしょう。

つばめはかなり昔から日本に飛来してきたようです。健気な姿が人間の

気持ちを動かして縁起が良いとの言い伝えを産みました。その心がいつまでも続きますようにと願っています。

巣から落ちてくる糞で健康被害まで出ている事についてはお気の毒な事だとは思います。

撤去を余儀無くされている方には言葉もありませんが、出来るなら撤去せず大切にしてあげて欲しいです。

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