ツバメが家の軒下などに巣を作るのは、縁起がいいとも言われているため自分の家に作ってほしいと思っている人もいるかもしれません。そんなツバメの営巣にはどんな条件があるのでしょうか。

営巣の条件

雨風がしのげる

天敵から身を守れる

直射日光が当たらない

風通しがよい

ツバメは人通りの多いところに巣を作ります。

カラス、ヘビ、ネコの天敵から巣や卵を守るためです。

人がいつも出入りするところにはカラスなどが近づかないため家の軒下や建物に営巣すると考えられます。

ツバメが営巣する場所は、一戸建てのお家と商店が全体の30%ほどを占めており、一戸建ての方が好んで巣作りが盛んであることがわかりました。

そして建物に巣を作る場合でも、軒下に作る場合が1番多く、中には室内に作ることもあります。

都市部より農村部にあるお家の方が室内に営巣することが多いので、ツバメは人間の環境に合わせて巣作りを行なっているのです。

ツバメ 営巣 条件

必ずしも条件が揃っているからと言って巣作りが行われるとは限らないですが、ツバメは同じ以前巣があったところで子育てをする可能性が高いため1度巣ができたお家にはまたツバメがくるかもしれません。

壊れている巣があると、以前に天敵に襲われた可能性や繁殖が行われなかった可能性があるので巣作りをする条件から外れてしまうことが考えられます。

他にも建物の前に障害物がないことも条件の1つになります。

ツバメは巣に入るとき低空飛行して上昇しながら入るため、大きな木などがない広い道路や庭がある方がツバメは好みます。

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まとめ

ツバメは自分やヒナの身を守るために、様々な条件を満たす場所を探して営巣していることがわかりました。人の近くに住むということがツバメの習性の1つにもなっています。

ツバメは人間をボディーガードのように思ってくれているのかもしれません。

ツバメの巣ができると縁起がいいとも言われていますが、そんなツバメを見守るだけではなく、時には守ってあげることが大切です。巣ができたら翌年まで残してあげましょう。

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