何らかしらの理由で、野生のツバメを保護してしまった場合、ツバメは渡り鳥なので放鳥する時期を考えなくてはいけませんが、果たしてツバメが旅立つ時期はいつになって、どのタイミングで放鳥するのが一番いいのでしょうか。
保護する前にまず一度考えて
まず、保護する際、とても気をつけなくてはいけないのが本当に保護すべき個体なのか銅貨をよく考えましょう。
ただ、巣から落ちてしまっただけの雛であれば怪我などで弱っている雛でない限り、親鳥が必ず見守って自分で飛び立つのを待っていたりします。
ツバメが地面にいたからと言って必ずしも弱っているとは限りません。
みつけたらすぐに手を出さずに見守ります。
ツバメがいる場所が危険なのであれば拾って巣に戻してあげたりしましょう。
幼鳥に関しては特に注意が必要
それでも怪我をしていたり、もう親はそばにいない、成体が弱っていたなどという理由で保護することがあると思います。
その場合は放鳥時期を考えなければいけないのですが、幼鳥の場合一度人間の手で保護してしまうと放鳥しても亡くなってしまうケースがあります。
それは他の鳥と違いツバメは飛んでいる虫などを空中で捕まえて食べます。
餌を与えて保護してもそういった飛びながらの狩りの仕方というのは人間が教えるのは難しいからです。
周りにツバメがいるうちに放鳥しましょう。
成体を保護した場合、成体の怪我の具合にもよりますが、出来るだけ怪我や病気が治ったら周りに同じツバメがいる間に放鳥してあげましょう。
ツバメは子育てを終えると水辺に集まり、集団ねぐらという行動を起こし、そこで旅立つために脂肪を蓄えます。
沢山食べて旅立つ体力をつけるのです。
ですが、その作業を出来ずに放鳥されてしまうと、長期間飛ぶ力が無くなってしまい、旅を無事にできないのでできるだけ早く放鳥し、もし旅立つ時期に間に合わないようでしたら、次のツバメの飛来時期まで保護してあげましょう。
まとめ
ツバメは日本にいる期間は短く、その間に保護してしまうと、放鳥のタイミングを失う可能性があるので注意しましょう。幼鳥を保護してしまった場合はもう放鳥できないと考え最後までお世話をするのが好ましいようです。
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