寒い北海道を生息地としているツバメはいるのでしょうか?
調べてみました。
北海道にもツバメはいる
一口に北海道といえど、東西南北で気温も風の強さも全然違います。
あまり目撃情報がありませんが、北海道にもツバメはいるんです。
人家に巣を作るイメージがあるツバメですが、北海道の家は冬の寒さと雪に耐えるための対策が施されている壁が多いです。
軒下が小さく、壁はツルツルしており、巣がうまくくっつかなかったりして非常に作りにくいのです。
どこに巣を作るのか?
では、北海道を生息地としているツバメはどこに巣をつくるのでしょうか?
北海道に来るツバメは、ショウドウツバメ、岩ツバメ、コシアカツバメの三種類が主となっております。
中でもショウドウツバメが多くみられ、特徴として、水辺にある土でできた崖に横穴を掘って巣を作ります。何百羽と集まって生息することで知られています。
人家ではないので目撃情報が少ないのも納得ですね。
また、牛舎に巣を作るツバメもいます。古い造りの牛舎は巣を作りやすく、餌も豊富なのです。
ツバメは人の出入りが多い所に巣を作る習性があるので、道の駅に作ることもあります。
北海道にくるツバメの数は少ない?
最初にお話ししたように、北海道は気温が低く、ツバメが雛を育てるには少し寒いという印象があります。夏も短いので、餌となる昆虫が少ないのです。
ですが、道南で見かけたという情報が多い中、最近では道東や道北で見かけたという情報も増えてきています。
本州に来るツバメの数からみたら少ないですが、全くいないというわけではないことがわかりました。
また、北海道でバードウォッチングをする人が少ないのもツバメを目撃する人がいない一つの理由ではないでしょうか。
まとめ
北海道の家は巣を作りにくい
人家に巣を作ることはほとんどないため、目撃情報が少ない
牛舎や崖に巣をつくる
北海道の夏は短く、餌が少ないため、あまり数がいない
最近は道東でもたびたび見られるようになってきている
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