私たちがよく見かける姿はとても早いスピードで駆け抜けていく飛行している姿でしょう。ツバメは果たして何を食べるのでしょうか?よくヒナが口をパクパクしていますが、お腹が減った以外に口をパクパクする時はあるのでしょうか。

ツバメの食べ物

ツバメはハエ、トンボ、クモなどといった小さな虫を生きたまま食べます。親ツバメは地面を歩いたりはしないので、空中でホバリングして捕獲したり、一瞬のうち水面にいる虫などを捕まえたりします。そして、ヒナたちに分け与えるのです。雛はとてもよく食べるのですぐに口を開けます。口をパクパクして餌を待つ姿がよく見かけられて、とても可愛らしい姿ですよね。

雛たちのローテーション

一度に4~6個の卵を産み孵化するツバメですが、それほどの食欲がある雛に餌を均等に与えるのは大変で、均等に与えてるかどうか親が見定めているのでしょうか?実は巣の中で口をパクパクしながら待ってる雛にもルールがあり、お腹が空いている雛が一番いいポジションに入り口をパクパクするというローテーションをするのです。お腹がいっぱいになった雛はまだ食べていない雛と居場所を交代するそうです。代謝がいい雛はまたすぐローテーションしますが、そうやって均等に餌を貰っているのです。

ツバメ 口 パクパク

保護したツバメが口をパクパクしていたら

よく巣落ち雛といって、巣から落下してしまう雛がいて、その雛を保護した場合、口を全く開けなくて困ることがあります。ツバメはなかなか人の手からは餌を食べてくれません。イメージ的にはお腹が減れば口を開けてくれると思いがちですが、食べない場合は餌を強制的に与えます。そして、鳥類は人間と違って保温をしっかりしなくてはいけないので、温めてあげます。その際、ツバメが口をパクパクさせ始めた場合は暑がっている可能性がありますのでこまめに様子を見て温度調整をしてあげましょう。

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まとめ

口をパクパク開けて餌を待っているだけなのかと思いきや、きちんと食べる順番は決まっていて餌を貰う雛は口をパクパクアピールしますが、お腹がいっぱいになった雛は後ろに下がって寝ていたりもするようです。後、暑くても口をパクパクさせるという事がわかったので、もし保護ツバメがそうしていたら気を付けて管理しましょう。

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