一度つがいになったらその関係は一生涯続くのでしょうか?見て行きましょう。

相手が変わる例もある

オスとメスがペアになると一生涯一緒にいるようなのですが、お互いに別の相手と営巣する例も認められています。

その理由は一緒に飛び立つわけでは無く、少し時期がずれる為です。

前の巣に早く帰って来たメスはそこにやってきたオスと営巣を初めてしまいます。

いつまでも待っていてはヒナを孵して巣立ちさせるのが遅れてしまうのです。

反対にオスの方も一緒でメスだけの巣を見つけると営巣を初めてしまいます。

それは自分の子孫を残す為の本能なのでオスメスは関係無いのでしょう。

ツバメのオスとメスは協力して巣を作ります。巣の材料も夫婦で交代で運んで作り上げます。

ヒナの抱卵が始まるとメスが自分の食料を調達する間は抱卵を引受けます。

ツバメ つがい オス

ヒナが孵ると今度はヒナの食料調達に飛び回ってヒナに食べさせるのです。

ヒナが育って独り立ちを迎えるころ、ツバメの父親も母親も協力して巣立ちを促します。

ツバメは決して子どもを甘やかしません。いくら子ツバメが鳴いて親を呼んでいても知らん顔をしています。

これから天敵から身を守り、南方へ飛んでいかなければならないのです。

助けてしまうと自立のきっかけを失ってしまうことにも繋がりかねません。

それは子つばめの命を奪うことにもなりかねないので敢えて厳しく教えるのでしょう。

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まとめ

以上のようにツバメの巣作りにかかわるオスの役目を見て来ました。

ツバメはつがいで一生を過ごすこともあるのですが、相手が亡くなったり、

行方が分からない時は相手を待たず他の相手と営巣をします。

そうしないと子孫が途絶える結果になったり、越冬の為に飛び立つ時期を逃すので仕方がありません。

一生つがいのままで営巣を出来るのは本当に少ないようです。

ただ言えるのはオスは大変子煩悩だけど厳しさを持った父親になるということですね。

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