北海道にお住まいの方で、ツバメを見たことがある方は少ないのではないでしょうか?

わたしもツバメは北海道にいないと思っていましたし、見たことがありません。

今回は北海道にツバメはいないのかを調べました。

北海道はツバメの生態に適していない?

北海道の夏は非常に短く、気温が高い日もそう長くは続きません。

気温が高い日が続かないということは、それだけ餌となる昆虫の数が少ないということです。

じゃあ、全くいないの?と聞かれると、そうではありません。

北海道でもツバメの目撃情報はあった!

道内では主に道南に姿を現すことが多いようですが、その中でもニセコ町という町に毎年やってくることがわかりました。

最近では道東方面でも目撃情報がありますので、北海道全域にツバメが来ていると思って良いでしょう。

一番情報が多かったのは牛舎です。

牛舎の周りには牛の餌がたくさん置いてあり、そこに虫が集まります。その虫を捕まえて雛の餌にするのです。

牛舎は温度管理がしっかりされています。なので、朝晩で気温差の激しい北海道でも暖かく、過ごしやすいのです。

また、石狩川沿いでもツバメの巣が確認されています。川の近くにも昆虫が集まるので、巣を作るのに適した環境です。

道の駅に巣を作るのは、人の出入りが多く、山も近いからでしょう。

ツバメ 北海道 いない

人家にはこないの?

牛舎や川沿い、道の駅に巣を作ることが分かったツバメですが、北海道に来るツバメはなぜ人家には巣を作らないのでしょうか?

北海道の家のほとんどが冬の対策でツルツルとした素材の壁になっています。

ツバメが土や草を運んできても壁にくっつかず、作りにくいことから人家に巣を作ることをしないと言われています。

また、北海道を主な生息地とするショウドウツバメは、崖に横穴を掘って巣作りをします。多いときは数千羽まとまってそこで生活しているので目撃情報が少ないのも納得ですね。

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まとめ

北海道は気候の関係で、ツバメが雛を育てるのに適していない

温度管理されている牛舎や道の駅のトイレに巣を作る

ショウドウツバメは水辺の崖に巣を作り、何羽も集まって生活する

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