ツバメは天敵と闘う術を持ちません。
高く飛翔ができる利点はあれど、嘴は短く攻撃に向かず、敵に攻撃されたら成す術を持たない非力な鳥です。その為、ツバメは民家に巣を作ります。人間の出入りがあり、人目につく場所には、ツバメの天敵が寄り付きにくいからです。
天敵が寄り付きにくいことの他に、雨風が凌げること、風通しが良いことなどと、ツバメは巣を作る条件があります。
風通しが良く、人の出入りが多くて人目に付きやすい。雨風が凌げるきちんとした家屋。
「ツバメの巣ができると幸せになる」「店が繁盛する」の言葉は、もともとからが幸せそうなご家庭であり、繁盛している店であるのではないでしょうか。
いずれにしても、ツバメの巣ができるのは光栄に思えますね。
でも、ツバメが巣を作ったけど……肝心のツバメが来なくなった!
巣が放置されている!?
そんなこともあります。
主のいない巣を見るのは寂しい気持ちになります。
今回はツバメが巣を放置することについて調べました。
ツバメが巣を放置する原因は、放置せざるをえないから
ツバメが巣を作ったけど、ツバメが帰ってこなくなった。と言うのは、よく聞く話です。
インターネット上でも「ツバメの巣」で検索をすると、関連した話題が沢山ヒットします。
ツバメが巣を放置する理由は、いくつか考えられます。
天敵に襲われた。
天敵が近くにいて、安全が確保できなくなった。
外で天敵に襲われてしまったか、事故に遭うかなどしてツバメが亡くなってしまっている。
最後の理由は極力考えたくがないことですが、自然界に生きる彼らにとっては避けがたい危険性です。出来れば上記二つであることを願いたいですね。
まとめ
主が居なくなってしまった巣は、放っておけば他のつがいが再利用する場合があります。
またツバメに来てもらいたいと思う時は、周りの環境に配慮しながら巣を残しておくのもいいでしょう。一度はツバメに選ばれた家です。撤去しても、天敵の脅威が退けば、また新たな巣ができる可能性は高いと思います。
今のあなたにおすすめの記事