ツバメは虫を食べているイメージですが、どんな虫でも食べるのでしょうか?

ツバメが食べる虫と食べない虫について調べてみました。

 ツバメはどんな虫を好むの?

多くの鳥は枝や地面を歩きながら餌を探しますが、ツバメは地面を歩くのは苦手です。

その反面飛ぶことは得意なので、空を飛びながら虫を追いかけます。

そのためハエ、ハチ、アブ、羽アリ、カゲロウなど空を飛ぶ虫を主食としています。

ツバメの好んで食べる昆虫の中には、人の血を吸ったり病原体を媒介したりする蚊やハエなどの衛生昆虫とよばれているものや、稲の大有害虫であるセジロウンカや稲の萎縮病を媒介するツマグロヨコバイなど人にとって有害とされる虫も多く含まれています。

ツバメの有益性については古くから認識されてきています。

 ヒナが食べるのはどんな虫?

ヒナは生まれた時から肉食ではありますが、最初から大人のツバメが食べる虫と同じ物を食べられるわけではありません。

ヒナが小さいうちはハエやアブ、クロオオアリなどの小さい昆虫を食べ、成長するにつれてトンボの仲間のナツアカネや蛾など大きい虫も含まれるようになってきます。

食事内容は種々雑多でテントウムシの仲間やゾウムシの仲間、ゴミムシの仲間など甲虫類なども食べるようになります。

また、親ツバメが捕らえてくる虫の中には翅のないクモなどもいますが、これは糸にぶら下がっているときに捕らえられたと思われます。

ツバメ 餌 昆虫

ヒナを保護してしまったら

風雨や天敵のせい、または親鳥が運ぶ餌の奪い合いの最中にうっかり落ちてしまうことがあります。

このようなヒナを見つけて場合、近くに巣があればすぐに戻してあげましょう。

もし近くに巣がたくさんあるようであれば、無理に巣に戻さず簡易巣を作って本当の親鳥に新しい巣で子育てを続けてもらうようにしましょう。

戻せなかったり、戻してもまた落ちていたりするときは保護してあげる必要があります。

行政の保護窓口に連絡をしましょう。

その後自宅で保護することになった場合、できるだけ自然に近い餌を準備するようにしましょう。

とにかく大量の餌が必要になるので生き餌が十分に準備できない場合はすり餌を用意しましょう。

また、何を準備するといいのか迷ったら近くのペットショップや動物病院に相談してみることをおすすめします。

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まとめ

ツバメは昆虫を好んで食べる肉食の鳥です。その中でも翅のある空を飛ぶ昆虫が主な食料です。

ツバメは法律で捕まえることを禁じられている鳥ですが、保護してしまったら生き餌として虫を捕ってこなければいけません。しかし、ツバメの食欲に追いつけないときは他の餌を用意する必要がありますが、どのよう餌を準備したらいいか悩むと思います。そんなときは、県などの保護窓口や保護施設に相談するといいでしょう。

 

 

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