春になり暖かくなるとツバメが巣作りをしているのをよく見かけます。

毎年同じ場所に巣を作っている場合もありますが、あれは前の年と同じツバメなのでしょうか?

ここではツバメの帰巣本能についてご紹介します。

ツバメ 帰巣本能

ツバメの帰巣本能

ツバメは帰巣本能の強い鳥で、成長は47%の帰還率になるそうです。

オスはメスよりも帰還率が高く、オスの帰還率が47%なのに対し、メスは33%にとどまるようです。

また、近親交配を避けるために、前年生まれのツバメの帰還率は0,5%ととても低いようです。

同じ巣を使っているのは同じペアなのか?

同じ巣を使っているツバメのペアが、前の年のペアと同じなのか、とても気になりますよね。

ツバメの離婚率は65%になるそうです。

意外と高いですね。

オスの到着後、5日以内にメスが到着すると、前年と同じペアになるそうです。

10日以内でも半数が同じペアで繁殖し、10日以上経ってしまうと違う相手と繁殖するそうです。

ですが、オスよりも先にメスが到着してしまう場合は、すべて違うペアになってしまうそうです。

オスは待っててくれるのに、メスは待っててくれないのですね。

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帰巣本能の仕組み

コンパスもないのに帰る方角が分かるのってとても不思議ですよね?

帰巣本能の仕組みは詳しくはまだ解明されていないようですが、いくつか説があるようです。

太陽の位置を利用

育った場所の太陽の位置と、今いる地点の太陽のずれから、巣の方向を知ることができるようです。

時間の経過に対する太陽の角度の変化も計算しながら、自分の位置を正確に把握できます。

磁気を利用する

地球の磁場をとらえて、巣の方向を知るという説です。

詳しい仕組みは解明されていませんが、戻ってくることは事実ですので、本当にすごい能力だと思います。

方向音痴の私としてはとてもうらやましい能力です。

まとめ

ツバメは帰巣本能の強い鳥で、前の年と同じ場所に戻ってくることも多いようです。

同じペアなのかというとそうでもなく、離婚率は65%と意外と高めの離婚率でした。

今度同じ場所に巣作りをしているツバメを見かけたら、同じペアなのか気になってしまいそうです。

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