ツバメは、じっと止まっていることが少ないので、特徴を観察したくてもなかなかできません。
ツバメの特徴としてまず思い浮かぶのは、光沢のある羽根ではないでしょうか。
何となくはわかるのですが、実際はどんな色をしているのでしょう?
今回は、ツバメの羽根や、そのほかの特徴についてみていきたいと思います。
ツバメの羽根の特徴
ツバメにもいろいろ種類はあります。
ここでは普段よく見かける一般的なツバメについて見ていきます。
ツバメの羽根は、遠目では黒っぽく見えるのですが、近くで見ると、とてもきれいな色をしていることがわかります。
ツバメの羽根には光沢がありキラキラとしています。
濃紺や深緑に見えたり、時には玉虫色に見えたり、光の当たり具合によってさまざまな美しい色合いに変化します。
小さな体のツバメですが、体のわりに羽根は大きく、羽根を広げれば約30cmにもなります。
この大きな羽根が、渡り鳥であるツバメの長距離の飛行や飛ぶ速さを支えているのです。
ツバメの体の特徴
きれいな色をした大きな羽根のほか、ツバメのお腹はシンプルに白く、頭から胸の上までは黒、くちばしの付け根から目の辺りとあごの部分には赤い色が入っています。
首の周りの黒い部分は、まるでマフラーをしているかのように見えます。
ツバメの特徴の一つに、尻尾があります。
ツバメの尻尾は二股に分かれていて、長い尻尾はオス、短い尻尾はメスです。
ツバメの鳴き声の種類には、「ジャージャー」という雛が餌を欲しがる声、「チュイチュイ」という親が雛に餌を持って来た時の声、「チュピチュピジー」というオスがメスを呼ぶ声などがあり、ツバメはそれぞれ使い分けて、会話をしているようです。
まとめ
ツバメは背中が黒くてお腹が白いということはわかっていたのですが、よく観察すると、色合いがとてもきれいで、配色もオシャレですよね。
鳴き声にも特徴があり、ツバメ同士のコミュニケーションも上手くいっているのだとわかりました。
見た目も声もいろんな特徴がありますので、ツバメをじっくり見る機会があれば、ぜひ観察してみて下さいね。
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