つがいで巣をつくり繁殖を行うツバメですが、夜になると一羽だけになっていることがあるそうです。
夜一羽だけ残っているのはオスなのかメスなのか、そしてどんな意味があるのか調べてみました。
ツバメが夜一羽になる理由
巣作りをし繁殖も終えたころ巣の中にはツバメが一羽だけになる理由にはいくつか考えられます。
抱卵状態に入ったためです。
ツバメは産卵が終えると抱卵と言って親鳥が交代で卵の上にのり温めるのです。
夜になるとメスだけが残り抱卵をしている可能性が高いです。
そして、オスはメスが安心して抱卵ができるように周辺を見張っていたりするので、近くの電線にとまっていたり周辺で寝泊まりしていることもあります。
また、オスが巣作りをし、完成してからメスを探しにいくことがあり、近頃は巣作りの場所が減ってきているためオス同士の争いが厳しいようです。
なので、夜一羽で見かけたとしても何らかの理由があり、昼間はつがいでいるのであれば、もう一方はちゃんと周辺にいる可能性が高いです。
ヒナが大きくなったら親鳥はどこで寝るのか
最初は、抱卵をするため一羽で巣にいた親鳥もやがてヒナが大きくなると夜は巣から離れていくようになります。
ある程度大きくなるとヒナも自分で体温調節ができるようになるからです。
ただ、時々夜ヒナたちの様子を見に行くこともあります。
まとめ
ツバメが夜一羽になるのはオスもメスもあるということがわかりました。
なかなか見ているだけでは判断できませんが、繁殖後に一羽になっているのであれば、抱卵をし順調に子育てが進んでいることの証。繁殖前に一羽で見かけるのであれば、オスが相手を探しているのかもしれません。
また、巣はなくても近所の軒下に巣があり、夜メスが抱卵しているのを見守るためにオスが寝泊まりしにくるということもあるそうです。
なので、ツバメが夜一羽だけになっているととても心配にはなりますが、ツバメは様々な方法で巣作りをし繁殖をするので、ツバメの習慣の1つとも言えるかもしれません。
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