カラスの行水なんて言葉がありますが、鳥って、水浴びをしますよね。
ハトにスズメ、家庭で飼っているインコに文鳥など、ほとんどの鳥は水浴びをします。
ツバメもまた然り。
ほかの鳥と同様に水浴びをします。
夏に水浴びをしているのを見ると、やっぱり鳥も暑いから水浴びしているんだと思うのですが、冬の寒い日にも水浴びをしている鳥を見ることがあります。
ツバメを含む鳥の水浴びには、何か理由があるのでしょうか?
ツバメはなぜ、水浴びをするのでしょうか?
ツバメが水浴びをする理由
ツバメに限らず、ほとんどの鳥が水浴びを行います。
鳥が水浴びをする理由は、汚れを落とすためです。
ツバメやカラスのような野鳥だけでなく、ほとんどの鳥は、羽に積もったホコリ・脂粉などを落とすために水浴びをします。
汚れのほか、鳥にはたくさんの寄生虫が付いてしまいますので、水浴びにはその寄生虫を落とす目的もあります。
ツバメの水浴び
カラスやスズメ、ハトなどが、雨上がりの水たまりで水浴びをしているのを見かけますが、ツバメの水浴びの方法は少し違うようです。
ツバメは休憩のために電線や木の枝にとまることはありますが、基本、地面に降りることはありません。
ツバメはほとんど空中を飛びながら生活していますので、水浴びも地面の水たまりなどでゆっくりと行うことはありません。
ツバメの水浴びは、飛びながら行います。
ツバメは水のある場所へ行き、羽を広げて飛んでいる状態で水面に近づき、羽ばたきながら、体を水につけたり水面から離れたりを繰り返します。
こうすることで、体の汚れや寄生虫を落としています。
ツバメは水浴びの最中に、素早くくちばしを水につけ、水も飲みます。
水浴び・水飲みの動作を、一度も地面に降り立つことなく、飛びながら行うのです。
まとめ
鳥達の水浴びは、汚れや寄生虫を落とすために行っていることがわかりました。
ツバメにおいては、飛びながら水浴びをして、水を飲むとは、凄い身体能力ですね。
もしもツバメの水浴びを見るチャンスがあれば、その素晴しい姿をしっかりと観察してみて下さい。
きっと、感動しますよ。
今のあなたにおすすめの記事