人間にとって身近なツバメですがどのような場所でどれだけの卵を産んでいるのかご存知ですか。

4月末から7月末までの間に、1~2回の産卵を行って繁殖をしているのですが、詳しい産卵の様子は、意外にも人間は把握していないことが多いのではないでしょうか。

ツバメは人家の軒先などで巣作りをする

ツバメが産卵をするために、まず巣づくりが必要になるのですが、場所として人間が住んでいる環境を選びます。

もちろん、ツバメにとって人間へ親しみ深さを持っているのではなく、脅威だと感じているのですが、それ以外のツバメにとっての天敵が人間を脅威だと感じることでツバメは自らの身を守れる場所を選んでいるのです。

人間にとっては、ツバメが巣づくりをすると縁起が良いと言うように親しみを持っていることが多いものの、ツバメは人間を利用しているわけですね。

ツバメ 巣作り 産卵 7月

産卵の時期と個数

産卵の時期は、4月末から7月末で年に1回から2回行いますが、この時、毎日1個の卵を産みます。

白色ですがやや黄色がかっており、茶色の斑模様がある卵で、長い方の長さが18~19㎜で横の長さが14~15㎜程度ですので、可愛らしい大きさだと想像が出来るでしょう。

通常、4~7個の産卵を行いますが時期が1日ずつずれていくので、4日から1週間かかる計算になります。

卵の斑模様は親が確認するため

ツバメの卵には、斑模様があるのですが、それぞれの模様は異なっています。

これは親が模様を見て産んだ卵を確認することができるために模様を活かしていると言われています。

産卵時期も1個ずつですので、雛となる時期もずれて来ますが、その後は、餌をやる際には鳴き声を区別してお腹の空いている雛から餌を与えます。

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まとめ

ツバメの産卵の時期、場所、卵の個数、卵の模様を知ることで、ツバメにとってどれだけ繁殖のために本来持っている本能を駆使しているかが理解できますね。身近な鳥でありながらも命を繋ぐためにこのような生態があることを知れば、また、ツバメにも関心が湧いてくるのではないでしょうか。

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